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日時:97日(金)10:0014:00(お弁当を食べて)

場所:いなだ助産院集会室

講師細田恭子(ほそだやすこ)さん

 

成人された娘さん達の三姉妹の母。2000年より 帝王切開ママの会と誕生学のサイト「くもといっしょに」主宰http://withkumo.jimdo.com

・帝王切開カウンセラーとして各地で「帝王切開ママの会」を開催

 ブログはこちら http://ameblo.jp/withkumo/  

2013年夏、「ママのための帝王切開の本」共著にて出版

 

テーマ:『帝王切開出産ママの振り返り会

参加者:会員2名、非会員3名、スタッフ2



20135月に第1回目を開催して以来、今回でクローバーの会で行う『帝王切開出産ママの振り返り会 』も第10回を迎えました。他病院で帝王切開で産んで、助産院で帝王切開のお産の振り返り会をする不思議なご縁で繋がっている私たち。年齢も住んでいる地域も産んだ場所も全く違うのに、帝王切開で出産したという共通点だけで安心感や信頼感さえ芽生える不思議。

先月ヤフーニュースの取材を受けた記事https://news.yahoo.co.jp/feature/1034

を読んで参加をしてくれた方、1年前もこの会に参加してその後の変化や思いを伝えに再度参加してくれた方、最初の帝王切開から11年も経過したけどやっとタイミングがあって参加された方、生後4ヶ月の息子を育てながらなに不自由なく幸せなのに何故あの時緊急帝王切開になったのか納得いかない方、頑張り屋さんゆえに妊娠中も仕事で頑張りすぎて休めなかった自分のせいで帝王切開になったのかと自分を責めている方、計5名の方が参加してくれました。



・色々な出産の話が聞けてよかったです。

・安心できる場なのを感じて沢山話せました。

・他の人の話で気づいたり癒されたり、参加してよかったです。

・話すことで自分の気持ちがより整理できた。

・1人じゃないんだと思えました。

・良かったか悪かったは別で、これが私の出産だと思えるようになった。

・去年より話したいことが話せて満足しました。

・出産に対する考え方や思いは本当に人それぞれだと思いました。

とのご感想をいただきました。


細田さんも自身のブログに書いてくれていましたが、他の参加者と共に振り返るからこその相乗効果『自分が言えなかったことを、誰かが違う言葉でつぶやいてくれる。』

今回はその言葉が『誰のせいでもない』という、ある参加者の方の夫の一言。この言葉は私の心にも響きました。側で辛そうな妻にかけてくれてくれた優しい言葉だと思います。


自分のせいで帝王切開になってしまったのかな?精一杯頑張っていたつもりなのに何が足りなかったのか?あれかな?自分を責め続けているママが多いと思います。だけど、悔やんだところで事実が変わる訳ではない。そもそも何が理由で帝王切開になったのか答えられないママも多いと聞きます。

細田さんは、モヤモヤしているママにはカルテが無くならない5年以内に自分の帝王切開の理由が何故なのか病院に聞きに行くことをすすめています。聞いてみたら案外納得したり、感謝しかない場合も多いとか。


一口に帝王切開と言っても、緊急か予定か、傷の向き、麻酔の方法、病院の設備や対応の違い、周りに経験者がいるかで受ける印象やトラウマが違います。はじめから受け入れてる人ばかりではありません。頭では無事に産まれたから結果が良かったから良しとしなければ!とわかっていても自分を責める気持ちや悔しさややり場のない思いで自分がどうにかなってしまいそう。下から産みたかったこの劣等感は何だろう?取り残された気持ちを振り返って、吐き出すことで見えてくることもあります。他の参加者の言葉に救われることが多いのです。


また別の参加者さんは、『モヤモヤをまいっかにしてはダメ!自分の思うことを大事にしよう。マイナスも。そして自分の思い通りにならなかったことは、自分を天狗にしないためで、必要だった!』と自分を見つめ直して立て直せた話をして下さいました。


細田さんの言葉を借りると『答えがわかると女性は早い』そうです。私も、『母は強し!』『母は太陽!』だと思ってるので、ぜひこの会で弱さや痛みを吐き出して、自分と向き合って、強さや喜びを手にして育児を楽しんでいって欲しいと思いました。


細田さん、参加者の皆さまありがとうございました☆

 

今後もクローバーの会では定期的に帝王切開出産ママの振り返り会を開催したいと思っています。初参加はもちろん!リピーターの方も歓迎いたします。次回は3月の予定です。



以上です☆