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9月7日の帝王切開出産ママの振り返り会 のご報告です。

日時:9月7日(月)10:00~14:00(お弁当を食べて)
場所:稲田助産院集会室
講師 :  細田恭子(ほそだやすこ)さん
24・21・18歳の三姉妹の母。2000年より 帝王切開ママの会と誕生学のサイト「くもといっしょに」主宰http://withkumo.jimdo.com/
 ・誕生学アドバイザーとして学校などで「いのちのお話し」を伝えている
・帝王切開カウンセラーとして各地で「帝王切開ママの会」を開催
 ブログはこちら http://ameblo.jp/withkumo/  
・2013年夏、「ママのための帝王切開の本」共著にて出版

テーマ:『帝王切開出産ママの振り返り会 』
参加者:非会員3名、スタッフ2名

2013年5月に第1回目を開催して以来、今回でクローバーの会で行う
帝王切開出産ママの振り返り会 』も第4回を迎えました。毎年1回以上のペースで助産院という場所で帝王切開のママ達が集うのは全国的にも珍しいのではないかと思っています。

私も緊急帝王切開経験があるスタッフとして4回とも参加させていただいて毎回思うのですが、この振り返り会はお母さんたちが『やっと話せる!』場なのです。
帝王切開の経験は多くのママ達にとってずっと蓋をしていた体の傷と心の傷なのです。なかなか人に話せないし、話してと言われても話したくない経験なのです。それを安心して聞いてくれるカウンセラーと同じ経験をした仲間がいるという環境は救いの場です。

今回も参加者の方より
・帝王切開のことについて誰かに話せる機会がなかったので参加させて頂けて良かったです。
・同じような経験の方とお話できて良かったです。
・5年間ずっと話せなかった事がやっと話せて、とてもスッキリしました。
・会場も素敵で、安心安全な雰囲気でホッとしました。
・帝王切開をしても2人目、3人目を産まれて元気にされている方と実際にお会いでき、話せて良かった。
・帝王切開のことを母親学級でも学ぶ必要があると思う。
・誕生学に興味が湧きました。
・また細田さんに会いたいです。
等の感想を頂きました。

マタニティライフを楽しめなかった不安の日々、手術のあの日の辛さ、情けない気持ち、意地悪な気持ち、寂しさ、色んな感情が渦巻く中…しかし、話をしていく中でだんだんと整理されてゆく感情や気持ち。最後に残るもの 。どんな生まれ方してきても子どもに会えてよかった。 
お産は新たな命を産み出す尊い営みですが、昔からお産で命を落とす方がいるのも事実です。実際に死産で生まれた子供や、奥様を亡くされた同僚がいらっしゃる友人もいるのです。無事に生まれてきてくれてありがとう!そして育みながら親子一緒に成長できる喜びに感謝して生きていきたいですね。

『子育ては最終的に、きちんと子どもを社会に返すことだと思う。産み方よりも大切なことは、育て方!産み方で立ち止まっている場合ではない!子育ての入り口にすぎない、色んな場面で子どもの成長に立ち会うチャンスはある、ママたちがんばれー!!』この言葉は毎回細田さんがおっしゃられる言葉です。

『子供の誕生日を親の都合で勝手に決めてしまったと罪悪感を持つのではなく、命の窓を開けることやタイミングを決めたのはこの子だよ。暗い所が嫌いで産道のルートを回避したのかも!』そんな会話もありました。生まれる前に夢枕で子供が話したことや胎内記憶など、不思議な世界、理屈ではない世界が存在します。そこでは親子の絆、お互いが求め合った学びの関係もあっての経験なのかもしれません。

細田さん、参加者の皆さまありがとうございました☆

今後もクローバーの会では定期的に帝王切開出産ママの振り返り会を開催したいと思っています。
モヤモヤしている帝王切開ママの方、細田さんや同じ経験を持つママたちに会いに来て下さい!

また、妊活中や妊娠中の方にも細田さんの帝王切開講座を聞きに行ってもらいたいです。直後会えなくても「ママのための帝王切開の本」を手にして欲しいと思います。帝王切開はお産の形ではあるが手術で受け身だという事。でも自分の身体にどんな順番でどんな処置が施されるか分かれば不安は軽減されるし、手術の立会いや産声録音、カンガルーケアなど帝王切開でもパースプランを立て医療者に伝えておくこともできるという事も皆さんに知って欲しいと思いました。以上です☆