場所:稲田助産院集会室
5/28(月)のお茶会では、クローバーの会代表の吉田さんから2011年度活動報告と、2012年度活動計画案の説明がありました。また、神奈川新聞の市民記者さんが取材にみえました。クローバーの会の記事が6月16日の市民発というコーナーで取り上げられるそうです。
今回も初参加の方がいらしたので、各自の自己紹介とクローバーの会を知ったきっかけやお産体験談などを話しながら交流も深めました。
私も含め、途中からクローバーの会に入会したメンバーにとって、2007年地元の助産院存続の危機を救う為に利用者の有志で会を立ち上げた事、川崎市の分娩施設や産婦人科医の減少や妊婦搬送時間が全国主要都市のワーストワンなどの課題を重く受け止めながら活動してきた経緯を知ることができ、あらためて『いのちを大切にする妊娠、出産、子育てができる社会をめざす』活動の意義と重み、それから2016年度の『お産よろず小屋』設立への夢や希望も感じた報告でした。『お産よろず小屋』については課題もたくさんありますが、まずは理想をビジョンにし、ビジョンを口に出し、より具体化して、実現に漕ぎつけたいと思います。
また、クローバーのお茶会では各自のお産体験や悩みを思いきって話せる場として機能していると今回も感じる事ができました。
今回の話の中で母乳のトラブルが食事などを見直すきっかけになった話や、おむつなし育児の話題から観察力や見守る姿勢の大切さを知った話、自分で排泄ができるようになる事が生命活動にメリハリをつける、行く末は高齢者の自立や命の尊厳へも応用できる話など...『お産環境を変えることは、生活そのものを見直すことにも直結する。』事を深く感じ、共感できました。お産を糸口に自分や家族のこころとからだに向き合う活動が広がって行き、クローバーの会の活動によって社会にさらなる広がりをみせたら素敵だなと感じました。
お茶会は、月一度テーマを持っての講習や話し合いの場所でもありますが、美味しいお菓子とたんぽぽコーヒーを飲みながら自己紹介やお産体験談や育児相談ができる場でもあります。話を聞いてもらう事が自己開放に繋がり、話を聞く事が同じ悩みを持つ母親同士を結びつけ共感を生みます。ぜひ気軽にお茶会に遊びに来て下さい。基本は毎月第4月曜日10:00~12:00、稲田助産院集会室にて。次回は6月25日、テーマは『冷たいオヤツを作ろう』講師はお茶会のお菓子をいつも作ってくれている『さらのお菓子教室』の浜野さんです。