本日は、シュリンプ色揚げについてお話させていただきます。
今回の内容は、本当は手軽なブログでは公開しない内容ですので、メモの準備を(笑)
私は、全国各地で講習会を今まで50回程度行ってきました。
そちらで、たまにお話していた研究結果です。(会費5000円いただいていました)
毎日いいね!押していただいている方に感謝込めましてです。
昨日お話した、血統で良い個体からは、確率的には良い個体産まれやすいです。
初めに基本をお伝えします。
人間界での例えでお話しましょう。
肌のとてもきれいな男性が部屋密室にいたとしましょう。
しかし、空気が悪く肌にあれる状態の場合どうなるでしょう?
みるみる肌が荒れ、きれいな肌の持ち主は、維持できなくなります。
シュリンプも同じで、状態悪い水槽に入れると、本来の発色が出ません。
シュリンプが状態悪く近いうちに★になる前は、色が抜ける事が良くあります。
色揚げをする時は、まずはストライクゾーンの水質で飼育出来ているかです。
嘘つき案内ブリーダーは、基本も聞くことなく、これいれると色上がるよと平気で進めてきますので、注意ください。
基本が無いのに、何をしても成功はないでしょう(皆さんパソコン、スマホの前で拍手(笑))
それでは、本題の色揚げです。
黒、青、赤色は同じビタミンで上がります。それは鉄分になります。
15年前の実験情報で、鉄分の豊富なケールとホウレンソウと比べました。
1ヶ月シュリンプに与え続けた結果・・・
ホウレンソウの方が、明らかに黒、赤が濃くなりました。
ケールはあまり変わりませんでした。
ビタミン割合は少しケールの方が優秀なのですが?
どうしてなのかは、いまだに解明出来ていません。
だれか教えてください!
ソイルに鉄分多めに入れ飼育した所、ホウレンソウ以上に色が上がりました。
ソイルと口からの摂取で、最強の色が出ました。
当時ブルーソイル販売したのは、私です。(13年前ぐらいかな?)
しかしメリットばかりではありません。
鉄分多いソイルで飼育すると、茶コケが出やすく、短期でないとシュリンプの調子が落ちるのです。
メンテに時間がとられるので、現在は使用していません。
現在は、血統と企業秘密でシュリンプが持っている色を最大限出しております。
おまけ!
有名な栄養系ソイルは、黒赤がのりにくいですよ~白はのりますが・・・
シュリンプの白です。
白は、カルシウムマグネシウムで色が上がります。
15年前は、私が広めたコントレックス100%で飼育したり、RO水から、ビタミンだけで飼育研究いたしました。
カルシウムでも色んなカルシウムがあります。
私が勉強実験した事をお伝えします。
人間も同じで、カルシウムをとっても全て体に吸収されません。
吸収率を上げる場合は、ビタミンDを一緒に摂取すると吸収が少し上がります。
炭酸カルシウムも、通常のカルシウムよりは吸収しやすいです。
ビタミンDは光合成でも効果あります。
私が最強に行きついたのが、L型発酵乳酸カルシウムでした。
L型発酵乳酸カルシウム適量を見つけるまでに、数百匹★にしました。
ビックリすぐらい白が光輝きます。(適量見つければですよ)
L型発酵乳酸カルシウムは、吸収率が半端ありません。
大学の先生に聞いた話ですが、あまり飲み過ぎると胆石の原因にもなると言われました。
今は使用していません、
L型発酵乳酸カルシウムを入れなくても、ソイルの成分、えさ、血統で色抜け個体も当店で確認出来ませんので使用していません。
ビーシュリンプは特に白をシュリンプにのせたい方ばかりですので、極めたいものですね。
今度、甲州えびさんのギャラクシーを使って超ブルーギャラクシーを制作していきますので、引っ越し終わり落ち着いたら報告します。
皆さんが疑問されている事を、答えます・・・
Q:色揚げした個体を、自分の水槽に入れたら色抜けるのですか?
A:抜けます。
しかし安心してください、私の飼育データーから話しますと、色上げの為シュリンプを3ヵ月飼育入れていましたら、色揚げ出来ない水槽に入れても、3ヶ月弱色は継続出来ました。1週間しか色揚げしてない場合は、1週間で抜けました。
私は、お客様が購入いただいてがっかりされる事が、一番のつらい事ですので、自分の飼育技術を永遠に極めて、提供していきます。
甲州えびさんも、同じ考えの方です。
今後ともよろしくお願いいたします。
講習代金100万円~です。大阪のオチでした。
ほな~また~