彼から身を引こうと決めてから1ヶ月……









彼からのベルが鳴ることがないまま







時だけが過ぎた。









彼を忘れた訳ではない。





諦めた訳でもない。





ただ、




喋ったことのないライバルに





負けたくない気持ちはあっても





私の方が彼との距離は近いと
どこか過信し過ぎて






負けないと自信があった。








そんな私に






マイが地獄へ突き落とすニュースを持ってきた









「リン…
言いにくいんだけど

ケイちゃんとカツ君



付き合うことになったんだって…」







ケイって子の友達とマイは





中学からの友達で






マイは恐らく


いろいろ私には言いにくい情報を知っていて





黙ってくれてたんだろう………





「いつから……なの……」






声を絞り出して聞いた。






「先週くらいからだって。
ケイちゃんが1ヶ月くらい前から
凄くプッシュしてたみたいで
2年付き合った彼氏と別れてきたから付き合ってって」






「そうなんだ…」








「カツ君は他に気になる人がいたみたいだけど
ケイちゃんもカツ君を待ち伏せしたり
何かいろいろ振り向かせる為に頑張ってたみたい…

気になる人ってさ
……………リンなんじゃ……」





「違うよ!違う!!
ケイちゃんって子
振り向いてもらえて良かったじゃん!
私もクラス変わって何だか疎遠になってなし
気持ちも冷めてきてたから、
何だかショックじゃないや!!」










精一杯の強がりを言って







私の恋は終わった。