こんにちはクローバー

 

いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございますクローバー

 

昨日は節分でした節分が、例によってイベントごとに関心のない黒田家は豆をまく事も、恵方巻を食べる事もなく1日が過ぎました・・・。

 

さて、今日はヒアルロン酸リフトのお話を。

 

ヒアルロン酸リフトとは、その名の通り「ヒアルロン酸を使ってリフトアップする」施術の事。

 

ヒアルロン酸と言えば、シワを埋めて目立たなくする、というイメージが強いかと思いますが、それとはまた使い方が違います。

 

ヒアルロン酸やボトックスを使ったお顔全体のエイジング治療を「トータルフェイシャルトリートメント」と言いますが、ヒアルロン酸を使ったリフトアップは、その中でも

 

土台作り Foundation

 

に当たります。

 

以前からブログでもしつこいくらい書いているのですが、

 

 

お顔の皮膚や皮下脂肪は、骨あるいは筋肉と皮膚をつなぐ靭帯(Ligament)で支えられています。

 

このLigamentが加齢によって弛むと、皮膚や脂肪を支えられなくなって、たるみにつながります。

 

また、もっともっと奥の話になると、骨自体も萎縮してくるので、ますます支えが弱くなってきます。

 

このLigamentの弛みを治してたるみを奥から改善しようというのがヒアルロン酸リフトのコンセプトです。

 

 

ヒアルロン酸をシワに直接注入して浅くするというやり方は、図で示すと

 

 

こういう感じ。

 

これはこれで、一時的にはありなんですが、いかんせん支えないといけないはずの靭帯がゆるゆるだと、すぐに元に戻ってしまいます。

 

また、シワが深い場合や長い場合は、それを埋めるだけで何本もヒアルロン酸を使わないといけなくなります。

 

「たくさん使った割にすぐに戻った」

「ヒアルロン酸は半年ごとに入れないと持たない」

 

と感じられる方がおられるのは、直接注入だけで終わってしまっているからかもしれません。

 

糸リフトやHIFUも同じで、それぞれ効果をもたらす層が異なるので、理想的にはヒアルロン酸をベースにして他の治療を組み合わせるのがおススメです。

 

ヒアルロン酸で靭帯をしっかり補強すると、それだけで少し全体的に斜め上に引っ張られるような感じになるので、シワも浅くなります。

 

 施術前

 施術後

 

下を向いた時の頬、口元、ほうれい線の下垂が改善されているのがわかると思います。

この方にはほうれい線への直接注入は行っていません。

何かで耳の前あたりを引っ張られているように、下垂が食い止められています。

(何か、ってヒアルロン酸なんですけど・・・)

 

 

もう少しほうれい線やマリオネットラインを浅くしたい、眉間のシワをなくしたい、という場合には、

 

微調整 Refinement

 

という段階で、少しヒアルロン酸やボトックスを足したりします。

 

 

・土台作り Foundation

・輪郭形成 Contouring

・微調整 Refinement

 

この3ステップでお顔全体の若返りを目指しますが、私はだいたい土台作りと輪郭形成を同時にやる事が多いです。

 

もちろん、中顔面(頬周り)を優先的に改善したいのか、下顔面(口周り)を優先的に改善したいのか、などで施術する順番が変わったり、使用する本数が変わったりします。

 

「ほうれい線を浅くしたい」というご希望で来られた患者様に、まず頬骨の下あたりにヒアルロン酸を入れると、「ほうれい線とは違う場所に入れられている・・・」とびっくりされるかもしれませんが、こういう理由で、ほうれい線の原因となっている頬の靭帯の弛みを改善する目的で注入していますので、ご安心をニコニコ

 

最後までお付き合いいただきありがとうございましたクローバー

 

黒田でしたクローバー

 

 

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