こんにちは
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます
今日から12月
早速キャンペーンのご予約のお電話をいただいた方、本当にありがとうございます
さて今日は、ヒアルロン線を使ったリフトアップの流れについてお話したいと思います💉
【50代 女性】
【お顔のたるみがお悩み】
美容医療は初めての方です
ほうれい線やマリオネットラインに目が行きがちですが、まずなぜそれが起こってきているのか、という事を考えます。
こめかみや、頬のボリュームロスと左右差、脂肪の下垂によるフェイスラインの不明瞭化が認められます。
なかなか気づかれないですが、大きなポイントは顎の萎縮と後退、それによるオトガイ筋の過緊張(梅干しジワが常にできている)です。
しっかりと靭帯を補強してリフトアップするのと同時にオトガイ筋の過緊張をほぐすことを優先的に考えました。
先日ブログにも書いたように、ヒアルロン線を使ったリフトアップでは
「土台作り(Foundation)」、「輪郭を整える(Contour)」、「微調整(Refinement)」の3つの行程を軸にしています。
ヒアルロン酸使用の最初の目安量としては(これは個人差があります)
「土台作り」→3~4本
「輪郭形成」→2~3本
「微調整」→1~2本
でトータル6~9本くらいかな、と考えました。
これは別に一気に一日で入れる必要はありません!
ご遠方の方などは一日でそれくらい使うこともありますが、だいたいは1セッションで3~4本くらいの方が多くて、半年から1年くらいかけて、気が付いたら8本くらい使ってたね、っていうくらいがいいと思います(年齢やたるみの程度、仕上がりをどこまで求めるか、にもよるので個人差はあります)。
土台作りをした時点で、輪郭形成に必要な本数が思ったよりも少なくて済みそうだな、微調整は1本でいけそうだな、ということにもなり得ます。
(もちろんその逆で、思ったよりも多く使わないと結果につながらない時もあります)
ただ、土台作りに関しては、特に年齢が高くなるほどしっかりと注入しておいた方が何かといいことが起こります
今回の患者様にはVOLUMA XC 4ccを使ってリフトアップと顎の形成を行いました💉
最初はVOLUMA XC 3ccでリフトして、VOLIFT XC 1ccでボリュームを足そうと考えていたのですが、施術途中でやはり先に顎を整えた方が良さそう、と判断してVOLUMA XC 4本に作戦変更
顎の過緊張を改善し、梅干しジワができにくくなりました。
口を頑張って閉じてる感がなくなり、シャープになりました。フェイスラインもシュッとしました
2重顎も改善
【費用】 VOLUMA XC 4cc 264000円(税込、麻酔・カニューレ代込み)
【リスク】 内出血、腫れ・疼痛、アレルギー、血管閉塞など
この1セッションで、「土台作り」と「輪郭形成」のほとんどができました。
次のセッションでは「輪郭形成」でこめかみのボリューム改善に1本、「微調整」で唇(厚みを足したいのと、左右差を改善したい)・ほうれい線(もう少し浅くしたい)に各1本、トータル7本で一通りの施術は完了できると思います
ご希望があれば、額にも入れていいと思います。
ちなみに、顎にあらかじめボトックスが入っていれば、顎に使うヒアルロン酸の量を減らせることが多いです
また、フェイスラインの境界がはっきりしない場合はまずボトックスリフトをして、「ここから上が顔、下が首!」というのを明瞭にしておけば、ヒアルロン酸を使ったリフトアップもしやすくなりますし、効果も長く続きます
今回はボトックスを併用していませんが、ボトックスに限らず、HIFUや糸リフトなどの併用をすることでさらに効果的な結果につながると思います
最後までお付き合いいただきありがとうございました
黒田でした
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