こんにちわ! ラビットです
昨日は西宮市の社会福祉法人「一羊会」主催の勉強会に参加させていただきました。
成人の通所施設での実践の発表ということで、ラビットの利用者さんの高校卒業後を見据えた支援の参考になるかなぁ。
と期待を胸に、会場に向かいました。
タイトルは
居宅サービスと通所施設の連携
~サービス等利用計画を通じて~
支援会議で居宅サービス(今回のケースは移動支援)の事業所さんと通所施設の事業所さんがお話されたことがきっかけで、居宅サービスの利用中にも通所施設で行っている支援と同じ方法を使ってご本人の意思表示や選択を汲み取ろうというものでした。
これこそ、計画相談の制度の理想としていた所ですよね!
通所施設で行っているPECSの方法を居宅サービスのヘルパーさんと共有し、ご本人が混乱しないよう同じやり方で、実際のお出かけの場面で「どこに行きたいか」「何を食べたいか」の選択をしてもらうようになったそうです。
ほんの数年前までは、考えられなかったことです。
西宮市でも定着してきた「計画相談」の制度ですが、様々な福祉のサービスが充実してくる中、
「わが子も幼稚園に通わせたい」と通園施設を作る為の運動に奔走されたお母さん方。
障害児学級(現在の特別支援学級)の設置の為に活動された保護者や先生方。
障害のある子供たちの為の居場所や学びの場を確保する為に、活動を続けてこられた方々。
数え上げればきりがないくらい、多方面・たくさんの方々の地道な活動や努力があって、今の福祉サービスがあることを改めて感謝する気持ちでいっぱいです。
我々のような事業所も、決して今提供している支援に満足せず日々精進していけるよう、身の引き締まる思いです。