
阪神昆陽特別支援学校の生徒さんの実習2日目の様子を書きたいと思います。
10時集合ですが、皆さん10分前には着席完了!!
さすがです

実習初日にはスーツで来られていた生徒さんも、「作業をするので普段着で来て下さい」
と言っておいたので、ラフな格好で来ていました。
スーツから私服に変わって、実習2日目ということもあって、緊張もかなりほぐれたように感じました。
2日目の予定は
『朝礼』
『ロールプレイ』
『前日と同じ作業』
の3つ。
朝礼では、朝の挨拶に始まり、お店での接客の際に使う言葉を大きな声で言いました。
『おはようございます』『いらっしゃいませ』『ありがとうございました』
とても爽やかにお辞儀もしっかりできていました

ロールプレイでは、接客、電話応対、納品の練習を行いました。
皆さん、作業には慣れているようでしたが、初めての台詞にどぎまぎ・・・

でしたが、回数を重ねるごとに上手になっていました

ロールプレイが終わり、休憩の後は前日と同じ作業へ。
みんな、水を得た魚のように生き生きと動き始めました!
やっぱり、机上の勉強よりも実体験が大切ですね!!
パンの袋詰め、野菜の軽量と袋詰め、陳列と、あっという間に作業を終えていきました。


特に商品の陳列はあまり経験することがないようで、とても前向きに取り組んでいました。
袋詰めの途中から「これ、並べるんですか?」とすぐにでも並べに行きたそうだったので
「ここにある物をすべて入れ終わってから並べに行きます」
と最後まで頑張っていただきました。
そして、今日で実習を終える生徒さんにはパソコンに数量の入力をしてもらったり、新しい作業の『電線タグ』にも取り組んでいただきました。
とても真剣に取り組んでくれていたのですが・・・
率直な感想としては
「袋詰めしたものを自分で店頭に並べて販売までするほうが、楽しそうだなぁ」
作業が終わっても、納品先も知らない。何に使われているのか現場を見たことがない。
では、仕事をする意欲も変わってきて当然ですよね・・・。
実習生なので、機会を設けられないこともあるのですが、やはり利用者さんにはどんどん外に出てもらい、お客様に「ありがとう!」と言ってもらうことの大切さを改めて実感しました。
今日もあっという間にお昼になり、業務日報の記入。
さすが2日目! バッチリです!
今日も1人1つずつパンを選んでもらい、嬉しそうなお顔をみることができました

最終日の29日は私達も仕事納めです。
生徒さん達と一緒に、笑顔で終われるように頑張りたいと思います
