「東京の歌」いろいろ | clover chronicles Ⅱ

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b-flower・Livingstone Daisy 八野英史の音楽年代記 クローバークロニクル2

ルースターズを聴いたらそりゃ流れでARBとなろう。
春何番だかが吹き荒れる東京。僕の私的なベタ「東京の歌」の選曲は、ジュリーの「TOKIO」でもYMOの「テクノポリス」でも、ピチカートの「東京は夜の7時」でもサニーデイサービスの「東京」でも、くるりの「東京」でもなく、ほやほやの小沢健二の「流動体について」でもない。

ARBの「TOKYO CITYは風だらけ」。18、19歳の時に学園祭で観たんだけどカッコよかった。

 

 

東京に住んだことのない僕にとっては、東京ベースのCity Pop ほどピンとこないものはないのだけど(洋楽を聴くのと同じ感覚)、それとは別に ”もともと東京の人ではない東京に住む人の違和感の歌” というのも多いですよね。そういう歌には何か親近感があったりもします。(くるりの「東京」や、この「TOKYO CITYは風だらけ」とかもそうですね)

 

ただこの2010年代、もうその視点での「東京」は描き尽くされてる感も。

そこで、これは新しいんじゃないかと思って作ったのが、東京に住んだこともないのに、住んだつもりになって描く東京の歌(笑)。それがLivingstone Daisyの「どこにも行けないでいる(英題:Tokyo Snowscape)」でした。

 

最後は自分たちのバンドの宣伝で終わるという一番嫌われるパターン。すみません。