調子に乗らないことね」とミスン。
エスクは警官を見かけると

「あんたの子は死んだのよね?娼婦に育てられなくて
マシだった。
死んだほうが幸せよ。
殴りなさいよ」と挑発するエスク。
今にもエスクに平手打ちしそうなミスンを・・・「可愛い服をくれたお礼に私がごちそうする」と
ボンヒは機転を利かせ、止めに入る。
モランはエスクが作ったワンピースをはさみで切り刻み、
エスクに投げる。「ママのせいで恥ずかしい。洋服作りも下手だし、
すぐケンカする」と怒って服を着替えて出かけてしまう。

あの子は誰に似て
あんなにきついのかしら?
全部ミスンのせいよ。
どう懲らしめよう。
ミスンはボンヒにごちそうしてあげると言い、中華まんの店に行く。
「昔、よく恋人と来てくれたよね?彼と結婚して娘ができたのね。
ママに似てとても可愛いわ」と店のおばさんに言われる。
ボンヒはミスクからノート(デザイン帳)をもらい、
ミスンの電話番号も教えてもらう。

どうして、私に優しいの?

私は、あなたやお母さん、
お姉さんに悪いことをしたの。
だから償わなきゃ・・
ボンソンは同級生に今の様子を見られてしまう。「こんなところで働いていたんだ?お金持ちの娘を演じるのは大変ね。でももう演じなくていいわ。私がみんなにあなたの暮らしぶりを話してやる」と同級生。

「好きにすれば・・」と同級生に啖呵を切ったが、
「もう学校に行けないな」と思うボンソン。
「釜山へ行こう」と誘ってくれた男性のことを思い出す。
ギョンジャはミスンに「米軍の人を紹介して、アメリカの品は売れるって・・」と頼む。「それは危険よ。手芸店やらない?私が資金を出したことは内緒にして奥様とやって。私に任せて」とミスン。
疲れて帰ってきたボンソンに足湯を用意する。
「もしも私がいなくてもボンヒョンと母さんを守ってくれる?
父さんの代わり、お姉ちゃんの代わりに守ってあげて」とボンソン。
「守れるわ」とボンヒ。
ボンソンは自分の腕時計をボンヒの腕につける。「近いうちに私がお金をたくさん稼いで大学にも行かせてやる。
だから余計なことを考えないで」とボンソン。
モランはボンヒの家を探し当てる。
「私にその服、ちょうだい。あなたには似合わないから・・
お金をあげてもイヤ?」
「おばさんの手作りだから、ダメ。ママに作ってもらえば?」とボンヒ。
モランはボンヒの履いている靴を見て、ジョンヒョンが買っていた靴だとわかると、ボンヒの靴を踏んで行ってしまう。
モランは帰り道、車にひかれる(?)
仕事から帰ってきたドンピルに、「いつまで耐えろって言うの?ジョンレ家族だけでもうんざりなのに、あの女に大恥をかかされた。暴力まで振るわれた。モランに見られて・・」と悔しい思いを言うエスク。
ドンピルはうんざりする。
モランが病院にいると連絡は入り、迎えに行った帰り・・・車の中、「わかった?あの家族のせいなの。ボンヒに誘われてモランが解放村に通ったら?モランがボンヒに会っても平気なの?死ぬまでお互いに関わらないほうがいい」とエスク。
「俺に任せろ」とドンピルは言う。
ボンソンは手紙を置き、出て行ってしまう。
住んでいた家に行き、両親の姿を思い浮かべるボンソン。「お金を稼いでもっと立派な家を買ってあげる」と泣きながらつぶやく。
朝方、
ボンソンが家出したことに気づき・・・
ジョンレ、ボンヒは捜しに行く。
「お母さんが怒ったりしてもそばにいてあげてね。
ボンヒを信じているから・・」とボンソンは手紙に書いていた。
ソウル駅

ボンヒがボンソンの腕に描いた腕時計。6時をさしている。
「6時には帰ってきてね」とボンヒに言われたこと思い出す。

「心配するな。俺を信じればいい」と男性に言われる。
ボンソンは何度も後ろを振り返るが・・・
チュンシクからボンソンをジェニーの酒場で見たと聞いたジョンレは
酒場へ行く。
酒場の女性に聞くと・・・「あの子も消えたの?最低なヤツ。私のお金を盗んで一緒に逃げたのね。子どものくせによくも私の男を誘惑してくれたわね」と言われ
ジョンレはショックだ。
ジョンヒョンは熱が出たのかな?
「最初から父さんのことを信じてた。犯人が捕まって嬉しかった。でもチョ社長の奥さんが彼は犯人じゃないと・・納得しないから何かがあるんだ」とジョンヒョン。
「どうしてそこまであの事件を気にするの?」と母。
ジョンヒョンは何も言わず布団にもぐってしまう。ユン会長は会話を聞いていた。
ボンヒは刑事に家出した姉を捜してほしと頼む。
警察署の前でユン会長はボンヒに会う。「俺の息子と会うことを母親は嫌がるだろ?」とユン会長。
「会ってません。おじさんが父さんを殺せと命令したの?」

そんなことはしない。
ミョンソン紡織をかけて誓うよ。
だったら会うわ。大人になったらおじさんの潔白を証明するわ。
それからお兄ちゃんに会うわ。それでいい?
「ああ、その時は、おじさん、止めないよ」とユン会長。ボンヒはユン会長の秘書を証人にして、ユン会長と約束する。
会長は秘書から、
「会っているわけではなく、お坊ちゃんが追いかけて・・・」と言われる。
男が女を追いかけるなんて・・とユン会長はあきれる。
帰り道・・・「父さん、私を早く大人にして、明日、目が覚めたら
大人になっていたい」と泣き出すボンヒだ。
ミスンが来たとわかるとジョンレはいきなりつかみかかり、「これで助けたつもり?あなたが娘をそそのかした。
ボンソンが家出したのは、あなたのせいよ。口紅なんかあげるから、
その気に・・・」と文句を言う。
ボンソンの家出を知らなかったミスンに
「とんだとばっちりを受けたわね」とギョンジャ。「私は平気よ。私も子どもが死んだとき同じだった。
自分のせいだと耐えられず、必死で誰かのせいにしたの」
ミスンは手芸店の仕入れ先の詳細と、お金をギョンジャに渡す。
ボンヒがボンソンの腕時計を見ていると・・・「どうしてその時計を持っているの?ボンソンから取ったの?
返して」とジョンレ迫られる。
「イヤよ」とボンヒが断り・・・