スングムとウチャンは高麗人参畑を見つける。
「近くに行こう」と言うスングムに
「会社に戻る」とウチャン。
ウチャンは高麗人参が今でも嫌いなようだ。
帰り道
スングムが「思ったより畑は小さいのね」と言うと
ウチャンは昔、父に「大事なものは目に見えないものだ。
父さんが見えなくてもいつも一緒と信じていれば
俺はお前のそばにいる」と言われたことを思い出す。
町の入口に着くと
「エレナは捜さない。見つからないし・・
男を愛してもつらいことばかり、両方ともあきらめる」と言い出す。
旅籠の前に着くと
ウチャンは「俺が悪かった、許してくれ」と言うが
「別れましょ。もう終わりにするの」とスングムは言ってしまう。
「いつも別れという言葉を簡単に言うんだな。別れよう」とウチャン。
「あなたがいなくても平気、一人で高麗人参を栽培するから・・」と
叫ぶスングム。
トックの家族、ヒャンジャがその様子を見ていた。
スングムはウチャンに通帳とハンコを返す。
スングムはジョンスに「ウチャンとは考えが違うから、別れる」と話す。
ヒャンジャはジンギョンに
「スングム達は別れた。スングムが振られた」と教える。
ジンギョンは薬局へ行き、
「別れてすっきりした?いい子ぶっているくせにウチャンには冷たい。
別れるなら別の理由にして、私のせいにして・・」とスングムに怒る。
「高麗人参のせいよ」とスングムは答える。
トックのお母さんは
「ジンギョンがソウルにいった日、
ウチャンとアトリエで一緒に夜を明かした。
ウチャンとスングムは別れた。
あの子たちは高麗人参の種で絆が生まれた。
ウチャンはスングムに種を渡し、スングムが種を売り、
父親の借金を返した。」と義母に話す。
「誰に売ったのかしら?」と義母。
義母はウチャンを呼び出し、
「薬は売れているそうね。昔、あなたはスングムに種を?
誰に売ったのかしら?」と聞くが
「僕は知りません」とウチャンは答える。
ジンギョンは義母がウチャンを呼び出したと聞き
血相を変えてセウン堂に帰ってきた。
「会社の人を勝手に呼ばないで。
ウチャンに手を出さないで」と義母に怒る。
ジンギョンはウチャンに
「私の気持ち知っているよね?いつまで無視する気?
スングムと別れたでしょ?もう自由じゃない?」と言うが
「別れたけれど俺の女はスングムだけ」とウチャンに言われる。
スボクはジンギョンに会い
「(イノクのしたことは)あの時は、ああするしかなかった。
俺たちは理解した。長い間離れて暮らしてきたんだ、
こんなことしている時間が惜しくない?」とスボク。
「もう聞きたくない。スングムには言わない。
スングムができるだけ傷つかない方法捜しているとか?
どう知ることになっても最悪よ、どう聞かれても傷つく」とジンギョン。
イノクは寝込んでいる。
「ジンギョンに振り回されて自分を責めるな」とジョンスは励ます。
イノクはジョンスと旅籠のおばさんに
「スボクさんとヨニさんにウソをついてスングムを母親から引き離した。
それでジンギョンが怒っている」と告白する。
ジョンスはボンダルとスボクにイノクの告白を確認する。
「ハン社長も共犯で、ジンギョンに話した」と聞き、
ジョンスはセウン堂に乗り込んでいく。
「人間ならできない。実の妹になんて話を・・・
女一人に執着したせいで何人泣かせた?
子どもを利用して母親にそんな取引を?
幼い子どもたちから、どうして母親を奪う?」とチスに言う。
キム理事にジョンスは痛めつけられ、セウン物産から追い出される。
ジョンスはスボクに手当てしてもらい、薬局へ行く。
スングムが「兄さん、私と付き合おう」と言い出す。
「人の女に手を出す男は最低野郎」とジョンスは断る。
スングムが薬草を片付けているとウチャンが来た。
ウチャンはスングムに袋を渡す。
中身は高麗人参の種だ。
「別れのプレゼント?」
「好きに考えろ」とウチャン。
「これは今度にして」と言ってスングムは種をばらまいてしまう。
「私の望みはこんなものではない。いつも全財産くれると言うけれど
それくらいの価値でしょ?
昔、あなたが捨てた種を私が拾った。このバカ・・
私はお金じゃなく、気持ちがほしいの・・」とスングムに言われて・・・・