長居してしまった
長居してしまった
自然栽培農家さんが語る夕べ@日水土
〜ウレシパモシリ、酒匂さん〜
まわりの環境と調和した持続可能な生活圏の確立を目指した農園『ウエシパモシリ』代表の酒勾さんとそちらの農園で育てられた作物や豚さんをレストラン日水土にていただきました。農園の名前はアイヌ語で「この自然界そのもの」。
酒勾さんところの豚さんはね、自分でトラックからテクテク歩いて、ちょっとした坂道を登ってお肉になりに行くんだって。
殆どの豚さんは屠殺場へ追いやられ恐怖とパニックの中でお肉になるから、それが内臓に伝わるそうだ。
でも、酒勾さんの豚さんはすべてわかってるんだって。酒勾さんは豚さんを追い立てることなく待ってると。
イヌイットの話を思い出した。
氷に穴を開けて、ずーっと待ってるとアザラシが自ら穴から出て来るんだって。
猟師のおじさんの話も同じだ。
彼らはわかった瞬間、逃げずに静かにそこに立ってるって言ってた。命をつなぐために身を捧げるって。
命のサイクル
かわいそうとかそういうのではなくて
ありがとう
という氣持ちが湧いてくる、と。
それは植物も同じ。
皆が生きていくために命が繋がっていく。
私はその中の一部。
それは感動でも美談でも悲話でもなく、でも、
ただ淡々と過ぎ行く中にそういったものがあるということなのではないかなと。
都会に住む私にはわからないことは多い。
でも、わからないなりにも、わかること感じることはちゃんとある。
生きること
と
死ぬこと
それでも雲は流れてゆく、誰の言葉だっけ
今からお昼が待ち遠しい。