先日、うちの施設にボランティアでピアノとサックス演奏がやってきた。

その二人は兄妹で兄がサックス、妹がピアノ担当という吹奏楽部の高校生だった。すでに各地でボランティアとして回っているらしく、なかなか感心な二人なのである。
演奏曲目は”ふるさと”や”富士山”といったお年寄り向けのものから、”情熱大陸”等の様な最近のインスト曲まで演奏してくれた。

高校生とは言えサックスの生演奏というのはなかなか聴けるものではない。しかも兄妹、息はピッタリである。
実は・・決して完璧ではないその演奏で俺は何かが伝わってきて密かに感動してしまっていた。もし、仕事場でなくライブハウスだったら超拍手してただろう。

お客さんももちろん楽しそうだったが、仕事をしながらも俺の心はノリノリで、気付いたら足でリズムを刻んでいた。
音楽って楽しいぜ!そんな思いが人の心も元気にさせるのだ。彼は将来、その世界で生きていくのだろうか。どちらにせよ、彼らは立派にプロの仕事だった。
オーロラストーリーを観賞して、いつか絶対オーロラを見る!と決意したら、最近ほぼ毎日見る事が出来るようになった。

《LIVE!オーロラ》

オーロラ生中継プロジェクトというサイトを見つけた。
これはアラスカに高感度全天周カメラなどを設置し、その空を生中継するという試みである。
今はオーロラシーズンの為結構出ている確率が高いし、会員登録するとオーロラが出た時はメールを送ってくれたりするので見逃す事も少ないのだ。

遠隔地の画像をネット中継するのはまあ、最近ではありきたりと言えるが、このプロジェクトではハイビジョン以上(4Kクラス)の画質を誇る機材と、それを高画質のまま転送する技術を確立しアラスカの美しいオーロラを美しいまま等倍速で中継するという気合いの入ったプロジェクトである。(設備はまだ完全ではないが)

しかも、全国のプラネタリウムでその全天周ドームを使いアラスカの空を生中継するという企画も行っているのだ。

全天周に高画質で広がるオーロラ生中継・・どれほどの迫力だろう?これは・・見たいぞ。


でも、この企画って、俺が以前日食の時に妄想していた”プラネタリウムで日食生中継(しかも超高画質)”そのものじゃないか!《当日の日記》 だから、これを知った時はちょっとビックリした。同じ事考える人はいるもんだね。
しかし実現する勇気と遊び心、素敵だ。

山梨県立科学館。

今年の3月にメガスターⅡAというプラネタリウム機材を設置したメガスター好きにとって堪らない科学館だ。

もちろん、それだけの投資をするのだから、プラネタリウムのテーマ選択、演出、生解説、どれも完成度は高い。



今回は「オーロラストーリー」という新しい番組になったので観覧に行ってみた。

オーロラ。神秘的な光のカーテン。誰しも一度は観てみたい自然現象だと思う。

今回はオーロラに魅せられた一人の日本人が主人公だった。


オーロラシーズンにマッキンリーに単独で登頂し、そこから1か月以上もの間、テントを張りひたすらオーロラが出るのを待つ。ただオーロラが出れば良いのではなく、風景写真としてアラスカの峰々を一緒に捉える瞬間はそう簡単には来ない。

夜には-50度にもなる極寒の空の下では、人工衛星の軌跡が不思議と人としての活動として感じるのだと言う。

そして自分はここで何をしているのかと自問自答を繰り返す日々。


そしてついに撮れた一枚の写真。


後に彼は43歳という短すぎる生涯を終えた。


一瞬の光景の為に命を懸けた写真家だった。



そんなに短い人生を標榜するわけではないけど、一瞬の為に自分の感性のままに命を懸けるそんな生き方、見習いたい。


彼とオーロラに敬意を表し、デザイン変更した。