20日、埼玉県に住む新型インフルエンザに感染した34歳の男性が急性呼吸不全で亡くなりました。


男性は17日に発熱し、18日に緊急搬送入院。搬送時に40度の発熱がありタミフルが処方されましたが、翌19日未明に容体が悪化したために別な病院に転院し、ICUで治療を受けていたのですが、同日の夕方になって死亡しました。


埼玉県の調べで男性が新型インフルエンザに感染していたことが確認されました。

男性には高血圧の基礎疾患がありました。



34歳男性、緊急搬送時に40度の発熱、タミフル服用後に容体が悪化し転院、基礎疾患は高血圧、死因は急性呼吸器不全




厚生労働省によれば国内の死者は69人目ということです。ここで18日に62人目と報告したばかりですが、実際には既に70人近くにまで達していたのですね。申し訳ありません。



20日、厚生労働省は医療従事者2万人を対象に新型インフルエンザワクチンの副作用調査の中間報告をまとめました。


報告では入院相当の方々を含め424人に接種後の異常が見られたということです。ワクチン接種との因果関係が疑われるものと医師が判断したものは、そのうち337人でした。


入院相当の以上では意識低下、嘔吐、両足の筋肉痛・・・などで、接種1週間以内の高熱が39件、3日以内のじんましんが28件、接種し他部位が赤くなるなどの反応は54%で、頭痛は14%となったそうです。


「新型インフルエンザワクチン接種後の死亡者13人に」


数日前に書いた記事では新型インフルエンザワクチン接種後の死亡者は8人だったのですが、実はその後に2人増え10人になっていたのです。本日20日の発表の3人については具体的な情報がないので不明ですが、新型インフルエンザワクチン接種後の死亡者は計13人となりました。


ここでは、その前に亡くなっている2人について報告しましょう。ともに基礎疾患のある病院に入院中の高齢者の方です。

亡くなった2人は、慢性腎不全、心不全などを患っていた熊本県に住む80代の男性と、慢性閉塞性肺疾患などを患っていた大分県に住む70代の女性です。

接種直後に副作用症状が出ていないことなどから、担当医師は、2人とも基礎疾患の悪化によって死亡した可能性が高いとしています。

韓国の火災事故はどうやら粉塵爆発による火災が原因のようです。

日本の某探偵小説作家さんは、この粉塵爆発をトリックに用いた作品を書いております。

粉塵爆発とは粉塵の細かな粒子が空間(たとえば部屋や電車車輛)の空気中に漂い、空間の体積に対する粉塵の面積が大きくなるとともに酸素も多くなり、燃焼過敏な状態になります。そこに何かのきっかけでは発火して爆発が起こるのです。今回は黒色火薬の粉塵に火がついて爆発したようですが、小麦粉や砂糖などの食品粉塵でも起こる可能性があります。粉塵粒子の距離が近く粒子間で次々に発火伝播することで最終的に爆発が起こるのです。

昔は炭坑での爆発事故が多発しましたが、この原因が石炭の粉塵爆発であったようです。

粉塵の量が少なくて粉塵の距離が離れて粒子伝播不可能な場合や、逆に粉塵が多くて酸素量が少ない場合には爆発は起きないようです。粉塵爆発には粉塵が雲の様に見えるほどの粉塵雲、酸素、発火元の3つが揃わなければ爆発には至らないそうです。

いずれにしても密閉された狭所での粉塵には気をつけましょう。
18日、国立感染症研究所は日本小児学会が東京都内で開催した「緊急フォーラム」会場で、新型インフルエンザウイルスが国内死亡者の肺の中で増殖していた事を発表しました。

左下肺に最も多くのウイルスが検出され、特に肺を膨らませるための「2型細胞」に感染していたそうです。ウイルスが肺に感染すると体液が肺に染み出して呼吸ができなくなったり、免疫が過剰反応を起こして重症化しやすいそうです。

このウイルスの特徴は人型の季節性インフルエンザにはなく、鳥型インフルエンザウイルスに見られる特徴だといいます。豚から感染が拡大した今回の新型ウイルスは、豚と鳥型インフルエンザの特徴を持ち合わせていることになるのです。

毎日jpを参照しました。生意気を言いますが、毎日新聞さんは他新聞さん以上に新型インフルエンザ報道に熱意が感じられます。本当に参考になります。ありがたいことです。

18日、厚生労働省は新型インフルエンザのワクチン接種後の患者死亡報告が新たに4件あったと発表しました。死亡例は、これまでで8件となります。


亡くなった方々は、いずれも基礎疾患のある60~80代の高齢者で、医療専門家はワクチン接種によって死亡した可能性は低いと見ています。今後、専門家の方々が詳細に検証するようです。


接種後に死亡したのは、富山県に住む80代の男性(脳梗塞、肺炎で入院中)、滋賀県住む80代の男性(肺気腫、胃がんで自宅療養中)、栃木県に住む60代の男性(肝細胞がんで入院中)、静岡県に住む70代の女性(腎不全で透析治療中)。栃木県の男性の場合は、「肺がんが死因でワクチン接種との関連はない」と報告しましたが、残りの3件は「評価できない」としているようです。


4人は、10月21日から今月13日までに新型インフルエンザワクチンの接種を受けており、通常では副作用が起こるとされる接種30分以内では異常がありませんでしたが、その後に容体が悪化したそうです。


栃木県の男性の場合、肝細胞がんと肝硬変の闘病中で、肝機能低下による脳症で県内の病院に入院していたのですが、13日の夕方に新型インフルエンザワクチンを接種したところ、15日になって腹痛、血圧低下、腹腔内出血を起こして、その日のうちに亡くなったそうです。

17日、新型インフルエンザに感染した宮城県に住む50代の男性が亡くなりました。男性は県の知的障害者入所更生施設の「船形コロニー」に入所していました。男性は74年に同施設に入所。神経疾患の基礎疾患がありました。


同施設では13日から17日までに30代から50代の入所者10人と職員2人がインフルエンザに感染し、施設や自宅で療養しているそうです。


男性は15日に39度の発熱があり県内の病院を受診。翌16日、発熱が40度となり、再度受診したところインフルエンザと判明しました。さらに17日になって容体は悪化、仙台市内の病院に搬送されましたが、死亡しました。男性の直接の死因は肺炎です。死後、仙台市衛生研究所がPCR検査を行ったところ、新型インフルエンザ感染が確認されました。


50代の男性、基礎疾患に神経疾患、男性が入所する知的障害者入所更生施設の入所者10人・職員2人がインフルエンザに感染、39度の発熱、直接の死因は肺炎


(毎日新聞18日朝刊記事参照)

17日、新型インフルエンザに感染した宮城県に住む50代の男性が亡くなりました。男性は県の知的障害者入所更生施設の「船形コロニー」に入所していました。男性は74年に同施設に入所。神経疾患の基礎疾患がありました。

同施設では13日から17日までに30代から50代の入所者10人と職員2人がインフルエンザに感染し、施設や自宅で療養しているそうです。

男性は15日に39度の発熱があり県内の病院を受診。翌16日、発熱が40度となり、再度受診したところインフルエンザと判明しました。ところが17日に容体は悪化、仙台市内の病院に搬送されましたが、死亡しました。男性の直接の死因は肺炎です。死後、仙台市衛生研究所がPCR検査を行ったところ、新型インフルエンザ感染が確認されました。

最近の報道では死亡者数を記さなくなりましたが、60人目となります。

(毎日新聞18日朝刊記事参照)

17日、厚労省は新型インフルエンザワクチンの接種を受けた80代の女性が死亡した事を発表しました。ワクチン接種後に死亡した4例目となります。亡くなった女性には間質性肺炎(*) という起訴疾患があり、酸素吸入器を導入して自宅療養していました。


10日に女性宅を往診した医師が、女性宅で新型インフルエンザワクチンを接種しました。翌日の深夜に、廊下で女性が廊下で倒れているのを家族が発見。緊急搬送されましたが死亡が確認されたそうです。


医師は「間質性肺炎の悪化が死因」としており、厚労省もワクチンの接種が死因ではないとみていますが、専門家によるワクチンと死亡の関係評価を行う事にしているようです。


*間質性肺炎とは(wikipedia参考)肺の間質組織が炎症を起こす致命的な難病で、歌手の美空ひばりさんがこの病いのため、52歳の若さで亡くなっています。

16日、厚労省は新型インフルエンザワクチン接種後に死亡した2人について発表しました。亡くなった2人は岐阜県に住む70代の男性と長野県に住む80代の男性です。厚労省は、いずれも起訴疾患による死亡で、ワクチンの接種は死因に関連がないと見ています。

岐阜県の男性には糖尿病と高血圧、さらにアルコール依存症などの持病があリ、10月から入院中でした。2日に入院している病院内で接種を受け、数時間後に夕食をとって病室に戻る途中、心筋梗塞の発作を起こして死亡しました。

長野県の男性は肺気腫による慢性の呼吸器不全という起訴疾患があり、酸素吸入器を導入して自宅療養していたそうです。11日の午後に新型インフルエンザワクチンの接種を受けて帰宅。13日になって「動くのが苦しい」などと言っていたようですが、15日の朝になって男性が死亡しているのを家族が発見しました。自宅内で亡くなったために“変死”扱いとなりますから警察と主治医の検死が行われた結果「呼吸不全」とわかりました。

これで新型インフルエンザワクチン接種後の死亡者は3人となりました。

12日の夜、三重県伊賀市に住む生後9カ月の女児が急性心不全のため死亡しました。死後、女児が新型インフルエンザに感染していたことが判明しました。


女児は5日に39度近い発熱があり市内の病院を受診しました。その日は帰宅しましたが、翌6日には40度近い熱があったために再度病院を受診しました。この時にはインフルエンザ簡易検査を行い結果はA型陽性でした。


解熱剤(薬品不明)が投与され、7日以降は熱は下がりましたが、咳が出ていたようです。それから数日間の対応が不明です・・・。12日、女児がぐったりしているのを家族が発見し病院へ緊急搬送されましたが既に心肺停止状態だったそうです。


女児に基礎疾患はありませんでした。新型インフルエンザ感染者の死亡数は60人となりました。


生後9か月の女児、基礎疾患なし、40度近い発熱に咳、解熱剤投与、発熱から死亡まで8日間、死因は急性心不全