息子が夫と美容院に行ってきた。首にかかる髪の毛がなくなり、くっきり首の手術痕が見えたのだが、大分綺麗に治っていて嬉しかった。子供の自己治癒力には目を見張るものがある。

(写真は美容院後に撮ったもの。なので、切った髪の毛が首に少しついている。)


 息子が首の後ろにできた結節性筋膜炎の手術を受けたのはちょうど8ヶ月弱前だ。子供の全身麻酔は、結節性筋膜炎の手術そのものよりもリスクが高いと思い、皮膚科の普通の病院ではなく、国立成育医療研究センターを選んだ。成育は距離的にも親が病室に通いやすくもあった。取り出したしこりが液体につかっているものを見せてもらったが、ちょうど銀杏みたいな形だった。球体の経線の一番長いところが2センチ弱くらい。その球体があった周りの組織にも固くなっているところが点在していたようで、それも全て取り除いてもらった。

大きな切り傷がついてしまったが、今息子が元気でいてくれることを心から感謝したい。

当たり前に思えるものも、何一つ当たり前ではないのだ。