今のクリニックに通い始めてちょうど一年半が経つので、そろそろ民間保険の保険金申請のための書類を書いてもらうことにする。私がまだ不妊治療など意識していなかった若い頃に入っていた保険で、保険診療に伴うものかどうかに関わらず、厚生労働大臣が定める「先進医療A」もしくは「先進医療医療B」に該当していれば、かかった金額分、保険金が下りる。



 これまでに使った先進医療について整理してみた。

タイムラプスは必ずつけていて、ZyMotも精子濃度が低すぎて適用外となった時以外、必ずつけている。

顕微授精をやる時は毎回IMSIをつけており、

PICSIは初回の顕微の時だけやらなかったようだ。(うっかりつけ忘れたのか?)


 先進医療を補填する保険金を受け取ったとて、一回分の自費採卵費用にもならないが、何もないよりはずっと有り難い。


 今回の保険採卵は、3割負担な上、東京都の助成と民間保険の保険金がダブルで下りるので、うほうほ(`・∀・´)だ。東京都の助成は保険適用の場合のみ使える。そう思えば、ラストで保険適用も良かったのかもしれない、と自分を宥めている。

患者のほとんどが保険適用で、クリニックの対応も、多数派の保険患者に軸足を置いたものに変わっていくのもわからなくはない。多少高くとも納得感高く、気持ちよく通えればそれでいいと考え、保険が適用できるのに自費を選択していた我が家は、奇人変人の類だったのだ、と改めて思った。

そういった自費選択をする過程で、夫が私にかけてくれた言葉に

「家族が『わがまま』でいられるように、金を稼いでいるんだから、真っ当な使い方じゃん。『わがまま』とは『自分の思うように生きる』って意味だよ。」

というものがある。つまり、私は普段、妻として、また母として『わがまま』であることを肯定されて生きているのであろう。自分の信念のまま突き進むブルドーザーみたいなやつなんだと思う、猪年だけに。裏を返せば、多少値段が高くとも、その辺をしっかり汲み取ってくれるサービス提供者との相性が良いのだと思う。

恥ずかしながら、今になって初めて、自分を俯瞰で見ることができた気がする。