振り返れば、ここに転院してきたのは2025年2月24日。ちょうど一年前だ。それから、ひたすら採卵をしてきた。私は採卵の翌周期に、卵巣刺激の影響が残る(AFCが激減し、巨大な遺残卵胞が鎮座する)タイプなので、1周期の休み期間を挟みながら採卵し続け、今回が6回目である。


 私は不妊治療の最初の一年(40歳の一年)を活かしきれなかった*1) 。それを思い起こすと後悔ばかりだ。ただ悔いて悔いて悔いる行為は、非生産的だ。「あの後悔があったから今がある。」思えるほどに、自分の取り組み方や考え方を変え、その後悔を昇華するしかない、と思った。

そう、この一年は、後悔を昇華するための一年だった。

某氏という最高の伴走者を得て、やりたいだけ採卵できて、幸せだった。

最後の一回、走り切ろう。



 *1) 採卵から移植までに半年あまりを要してしまった。子宮内フローラが着床するか否かに影響する、というエビデンスは薄いにも関わらず、最初のクリニックの院長の方針で子宮内フローラに半年を使ってしまった。不妊治療者にとって時間は命だ。卵子の老化は、妊娠への道を遠ざける。これだけ時間をかけるなら、少なくとも十分な貯胚後にするべきだと思う。

詳細は以下。


1回目子宮内フローラ検査

フラジール服用

+インバグ4週間

(+インバグ期間中の生理期間はインバグを中止し、経口でプロバイオティクスを1週間服用)

2回目子宮内フローラ検査

抗生剤

+インバグ4週間

(+インバグ期間中の生理期間はインバグを中止し、経口でプロバイオティクスを1週間服用)

3回目子宮内フローラ検査


フラジールが体に合わないと訴えたが、一回分の量を減らしてでも飲みきってから次の予約を取るように、との指示で、無理をして飲み切った後も胃腸の不調が続き、内視鏡検査をすると、直腸炎を起こしていた。この直腸炎の組織を取って調べ、“non-specific”である(この要因となるような病気はない)ことを確認するのにも時間がかかった。

3回目の子宮内フローラ検査を前に、ワシントンに逃亡。夏の間、息子とスミソニアンに通い倒した。