月日が経つのは速いもので、今年も1ヶ月が経過した。
年末年始あたりから息子が読んだ本はこちら。
息子が移動中も本を手放さない様子を見て、よく「言語能力、高そうだね。」と言われるが、息子は例えばIQ(都内では自費で2万〜3万円くらい出せば、公認心理士による正式なWISC検査なども手軽に受けられる。)を測ってみたりすると、幼い頃から一貫して「言語<<知覚推理」で変わらない。夫と同じで、視覚空間型の脳だ。言語IQもパーセンタイルでは99を超えてはくるが、知覚推理に比べると凡庸で、思考力が必要な時ほど、それを支えているのは言語よりもイメージ力、パターン認識能力、空間認知能力だ。
ただ、何故こんなに読むのか、というとおそらく授乳期に遡る。
育児書を開けばあっちにもこっちにも「赤ちゃんとコミュニケーションをとりながら授乳しましょう。」と書いてあった。息子と視線を合わせて話しかけるのは楽しい。話しかけると息子がニヤッと笑い、ヂュパっという音と共にTikBにかかる陰圧が外れ(赤ちゃんは上顎と舌で上手く陰圧を作り出して母乳を飲んでいる)、「しまった、しまった。」と息子が吸い直している様子も、いとおかし。けれど、どんなバカップルも24時間一緒にいて、2、3時間おきに頻回にイチャついていると数日で飽きるのと同様に(どんな例えや)、数時間おきの授乳の度に話しかけていると、話のネタは尽き、何より一方的な話しかけに飽きる。
そこで、授乳中、書見台に本を置き読み続ける、ということをはじめた。この読み聞かせの最大のメリットは、「そこはかとなく良いことをしている感」が得られること。赤子との1日をやり過ごすだけで精一杯だった私は、親業を務めることへの自信のなさを埋めるように、ひたすら読んでいた。
つまり、息子のこの読書習慣は、十数年前の私の、自信のなさと孤独と不器用さから出来ている。
