昨日は、今のクリニックで4回目の、人生5回目の、採卵日であった。採卵数は7個。今周期は、周期4日目に見えた小卵胞数が過去一少ない9個(いつもは倍近く見える)で、ホルモン値もイマイチだった。その割によく取れたと思う。卵巣刺激をコントロールしてくださった某氏に感謝だ。


 当日の反省点は、忘れ物が多かったこと。まずコンタクトのケースを忘れ、その上、水も忘れた。今までは、点滴から生理食塩水が補給される採卵日、水の携帯の必要を感じなかったが、今回はロキソニンを服用するために必要だった。次は忘れぬようにしたい。


 一つのラッキーは、点滴のルートを取ってもらう時、前にもやってくださったことがある上手な看護師さんに当たったこと。彼女の手技はこのクリニック内だけでなく、私が出会った中で、一番だ。


 また、痛み止めに関して一つ試してみた。今までは採卵直後に点滴の痛み止めを希望して使っていたが、今回は痛み止めを使わないか、もしくは別のものでなんとかやり過ごせないか試そうと思っていた。「アセトアミノフェンが胚の発生を止める」とする論文をスーパーサイヤ人ゴッドが紹介しており、点滴の痛み止めの成分はアセトアミノフェンだと知っているからだ。

採卵直後に「痛みはどうですか。」と看護師さんに聞かれ、いったんは痩せ我慢をして「大丈夫です。」と伝えてみた。それでも気遣って湯たんぽみたいなものを貸してくださった。それをお腹の上に置いてしばらく横になってみた。また、採卵時に体に入った力を抜くために、足首をプルプル動かしたり、深呼吸をしてみた。だいぶ楽になった気がした。ただ、他の外来患者に混じって涼しい顔で待てるかどうか、というとまだ少し難しい気がした。そこで「アセトアミノフェン以外の痛み止めはありますか。」と聞いてみたら、服用のロキソニンをくださった。ロキソニンを飲むと、帰りに少し寄り道できるほど大丈夫になった。アセトアミノフェン点滴に頼らず術後を過ごせたことは大きな収穫だった。


 少し疲れているので、精液所見や媒精方法・培養方法の方針についてはまた後日改めて書くことにする。