人生で5回目、今のクリニックで4回目の採卵周期、卵巣刺激を5日経て2回目の診察へ。診察券を通す時、某氏の名前があるのを確認してホッとする。(先日の採卵周期始めの診察の日も、某氏か某氏に採卵周期の基本方針を立てていただきたかったため、もしそのどちらもいらっしゃらなかったら、予約を取り直して帰ろうと本気で思っていた。一人は大阪拠点で1日半東京にいらっしゃるが、私は通院に午後診察を利用している*1) ため、事実上週一しか会える日はなく、タイミングが合わなければ会えない。隠しポケモンのような存在だ。もう一人はいらっしゃることが多いが、勤務表が公開されていないため、いなかったらどうしよう、と思いながら通っている。)
卵胞の育ちは、右0/6、左3/7 。ホルモン値はFSHが12.8、LH3.1、E2が249.3、Pが0.54だった。E2の立ち上がりが同じくレコベルを使った前周期よりも遅いけれど、周期始めのホルモン値が今周期は良くなかったので妥当かな、と受け止めた。
某氏は「E2の立ち上がりはレコベルだからゆっくりなのは想定内。厳密にいうと前回より遅いのだけれど、上がっている、このまま行こう。」というようなことをおっしゃった気がする。
(私、人との会話をその場で要約しちゃう癖があるので、皆さんのようにブログにて会話の再現ができない。)
卵胞の数について、増やすことを目標にし、増えると喜ぶ、という好循環が巡れば良いのだが、どうもそういった心持ちになれずにいる。私の場合、この卵胞が増える過程が順調だったとしても、採卵で取れる数はクリニック記載の「8割くらい」という目安を大きく下回る。採卵日の一番体調がしんどい日、採卵数が期待値を大幅に下回ることを受け止めるのが辛い。だから今、卵胞数を観察しながらも心を護る安全ガードはガチガチで、前が見えない。完全なる視界不良。
ただ某氏を頼り、濃霧の中を進む。
*1)私は電車で通院しているが、午後診察は帰り道にちょっとした飛び道具が使えるため、格段に利便性が高い。それを使えばメトロ内の某駅から自宅近くまで20分かからないのだ。