2025年の我が家の医療費は4,572,904円であった。従って医療費控除額は制限額の200万。
医療費の大半が不妊治療分だ。
息子が、一月に、首の後ろにできた「結節性筋膜炎」を国立成育医療センターで手術して取っているが、子供は国と都の制度により、窓口での医療費の支払いが発生しない。有難いことだ。(もちろん差額ベッド代は支払っているが、医療費控除の対象には含まれないので、今回の額に参入されてはいない。)
不妊治療にかけたこの金額、高いか安いかは主観でしかないが、「カスタムメイドされた質の高いサービスに対して払うのであればなんとか払える。」という額だと思った。どこでも受けられる、判を押したようなサービスに支払うならば、「とても高い」と感じる額だと思う。カスタムメイドの一点ものに支払う金額と、工業製品に支払う金額が違うのと同じだ。
12歳の子育てをしながら第二子の不妊治療をしている人間はとても少ないと感じる。
子供がある程度大きくなっているからこそ、子供にかかる教育費の見積もりをある程度解像度高く出せてしまう。そうすると、「産めばなんとかなる!」と勢いで突き進めないところが辛い。産むからには、幸せにしなければならない。12歳まで育てていると、親としてどこまでの環境を準備してやりたいのか、それにいくらかかったのか、を詳細に把握できている。2人目ももし生まれたとしたら、同じだけかかるだろうことも予測できる。ただ、まだ息子は12歳なので、これから先10年の教育費に関してはまだまだ見積もりが甘いことも自覚している。
子供1人を、メシが食えるように、自己実現できるようになるまで育てる責任は、とんでもなく重い。今更、もう1人分背負おうとしている自分たちは、なんという愚行に走ろうとしているのか、という気持ちになることさえある。
(しかし、その重さを上回るほどに、とんでもなく可愛い。)
そんなこともあり、無制限無期限に不妊治療にお金を突っ込むという発想にはなかなかならない。我が家は今回の採卵を最後の採卵にするつもりだ。
最後に、子供にまつわる夫の迷言を。
夫「〇〇(息子の名前)が可愛い。とんでもなく可愛い。〇〇のためだったら、なんのためらいもなく命を差し出せる。〇〇のためなら死ねる!」
私「むしろ、生きて。〇〇のために生きて。
ところで私のためには、、、、?」
夫「⬜︎⬜︎(私の名前)のため、、、、?
気絶までやな!!!」