変態王子と笑わない猫。
自分の嫌いなところ。コンプレックス。なくなってしまえばいい。なくなれば変われる。もっと素敵な自分になれる。それが現実になるとしたらどうだろうか。主人公の横寺は建前を捨てた結果、脳内妄想がそのまま本音で口から出てしまう変態王子となった。月子は感情がすぐに顔に出てしまうと悩み、表情を失った。極端な変化ではあるが、そこにはただ自身を見失った人間がいるだけだった。自分は今の自分で充分素敵なんだ。新しく何かをするのは良い。しかし、既にあるものを捨てる必要はないのかもしれない。そんなことを考えた。
hReview by ふうくま , 2012/01/24
