久々に干支について。

 

私には現在3人と、長男夫婦に今年の7月頃誕生する予定の孫がいます。

 

そのトップバッターである長女夫婦の長男は6番己巳。

 

まだ5才なので、少しずつ周囲の影響を受けながら自己形成をしていっているところ。

 

週に一回は我が家に来るのですが、そこ1週間の間に驚くほど成長していることもあります。

 

 

 

私が自分の子育てをしていた時はとにかく我流。

 

子育て本を読むこともなく、たまに参考にするのは小児科医である毛利子来先生のお話くらい。

 

長女はそんな私とは全然違い、いろんな情報をよく知っています。

 

今は孫を眺めて、算命学の宿核や魂魄のお話や、シュタイナーの子どもの成長について読んだりして、なるほどねえとちょっと離れたところから考えるのが楽しいですね。

 

 

シュタイナーの翻訳を多く手がけていた西川隆範さんの著書である「あなたは7年ごとに生まれ変わる」には、こんなことが書いてあります。

 

幼児は「歩く」「話す」「考える」という3つの能力を順に身につけていく。

この3つの能力は3歳頃にはすでに現れるが、生後約7年をかけて完成される。

 

この頃の子どもの特徴は全身で周囲の感覚的印象に没頭していること。

周囲の世界と自分との区別ははっきりせず、目にするもの、耳にするもの、触れるもの、味わうものの印象に全身で没頭する。

だから、幼児期に大切なのはどのような環境で育つかということ。

 

幼児期は、生命力がもっぱら身体形成のために用いられる時期。

でもそれは、この時期に頑強な身体を創り上げるという意味ではなく、心と知能の発展の基盤になるのに十分な身体がこの時期に創り上げられる。

 

生命力が身体形成のために使われている時に、知的な訓練を強いると、生命力は知能の開発のために用いられることになる。

知能の基盤となる身体が十分に形成されないで、生命力が知能開発に用いられるのである。

土台をおろそかにして家を建てるようなもので、家は建つけれども崩れやすい。

 

子どもを育てる時は、子供の人生を長い目で見ることがたいせつ。

長距離競争で全体のスタミナ配分を考えず、最初に全力疾走をして途中で息が続かなくなったのでは元も子もない。

 

 

なるほどねえという感じです。

 

横道にそれてしまいましたが、うちの初孫男子。

 

6番己巳、天将星

主星司禄星(中殺)

生月生年二中殺

日月天剋地沖、日年納音、月年自刑

若年期中年期はどちらも天報星(中殺)

 

と、いろいろ盛りだくさん抱きかかえて生まれてきました。

 

年少さん時はとても自分を守る意識が強く(北と止まる星が貫索星)、あてどのない心を抱えて(宿命二中殺)、幼稚園の中での自分のやり方を探すのに時間がかかりましたが、今年年長に入る年になり、驚くほど肩の力が抜けてきたようです。

 

とは言え、己巳ですから内面にはちゃんと譲れない自分がいて、自分なりに着々と世界との折り合い、兼ね合いを見つけていってる姿が素敵です。

 

 

中殺天報星×2だし、天剋地沖持ちだし、なにか体を動かすことに向いてると思いますが、それはまだ見つかってない模様。

 

もしかしたら、己巳の座下の石門星には人物が入らないのかな?と思っていましたが、2年前に妹が誕生し、座下の家族が揃いました。

 

おもしろいのは、我が家の次女(天将星×2)とすごく仲がいいこと。

 

相手の中に、自分に似たなにかを感じているのか・・・・。

 

ていうか、やっぱり石門天将星は面倒見がいいんだと思います。

 

きっと己巳くんの宿核には次女の影響がしっかり刻まれるはず。笑

 

 

 

興味深いのは、その次女と彼は無縁。

 

しかし、私との縁はいろいろてんこ盛りで、どうやら浅からぬ因縁があるらしい。

 

 

青龍先生が、霊魂縁ではないかと論じられている「干合」「納音」「天剋地沖」もいろいろ入っています。

 

彼の月干の「乙」は母系祖母の私でもあって、いずれ私の歩んだ道を踏襲するまではないにしても、なんらかの影響を与えるのかな?などと天胡星の妄想が膨らんだりもします。

 

中殺を受けている司禄星がどんな働きをするのか・・・。

 

もしかしたら、靑流を遠い未来につなげてくれるのか?なんてタヌキ・・いや、オオカミ婆さんはちょっと期待を持っているのです(^^)