私の太極拳の先生は58番辛酉・天禄星。

 

安定感があって安心感があって、どこにいてもお姉さん感がある人。

(実際長女)

 

同じ58番の友人がもう一人いますが、そちらは生年・生月中殺持ち。

 

2人とも辛のキリッとした佇まいの美しさは共通してるけど、な〜んとなく二中殺持ちの友人と中殺なしの先生は同じ辛酉でも感覚が違ってるなあと感じます。

 

 

 

中殺なしの辛酉さんは、さすがの天禄星で安定感抜群のメインストリームを生きているって印象。

 

例えば家族の誰かが病気になったとすると、きちんと病院に行って主流の医療を受けさせる。

 

「エビデンス」がはっきりしたものでないと受け付けず、代替医療、民間療法などは勧められるのも負担になっちゃう。

 

なにかを調べる時は国の機関とか◯◯協会とか、◯◯学会とか、権威のある団体の情報であれば疑わず受け入れる。

 

 

 

話してるとほんとうに私とは真逆だなあと思うんですが、だからこそ彼女と話してるとすごく学びになります。

 

なるほどこういう考え方があるんだなあと。

 

同じような人とだけ一緒にいても、私の石門星✕中殺石門星の天干二連が活きないんでしょうね。

 

 

 

 

シュタイナーがいつも言ってることですが、人は「バランス」が大事。

 

それはなにかと言えば、この世界にはルシファーとアーリマンが存在していて、

 

ルシファーとは、人を高揚させ地に足のつかない状態にする作用を持ち、地上から引き離そうとするもの(人はこれを神とよく間違えてしまう)

 

アーリマンとは、人を硬化させ地上に強く結びつけ、唯物的にするものであり見たものしか信じさせないという作用

 

 

人間は、この2つの作用の中庸を生きるものだとシュタイナーは言います。

 

世の中は「悪対善」など二元論になっているのですが、二元論そのものが罠なのだと。

 

 

 

算命学的に言ってしまえば、ルシファーは情、アーリマンは理と言えるかもしれません。

 

人間は情にも理にも偏りすぎることなく、その中庸を生きることが理想。

 

 

それはどんな命式を持っていようと一人ひとりがそれを目指すのは可能なんでしょうけど、辛酉の先生と私を考えた時、きっと2人でいいバランスにもなっているんだろうなと感じるんですよね。

 

 

私の偏りをきっとこの人はいい感じにバランス取ってくれてるんだな、ありがたいな、と。

 

 

先日、植物に詳しく、快医学という勉強をしている友人から聞いたんですけど、植物を90種類くらい混ぜちゃうと、どんな毒草も中和されちゃうらしいです。

 

 

自分と考え方が違う人、生き方が違う人、みんながいてくれるから世界はうまくバランスが取れてるんだなあ、ほんとうにありがたい。

 

 

なんてことをここ数日しみじみ感じています。