最近、気になっているのが天極星中殺です。
以前、シュタイナーの宿命を観た時に、おそらく彼の透視力が肉体に備わっている要因は「天極星中殺」ではないかと考えてみました。
最近、いわゆる「霊視」ができる方が周囲にちょっと増えてきまして、その全員の生年月日を知っているわけではないのですが、その中のひとりに「天極星中殺」をお持ちの方がいらっしゃったんですよね。
「霊視」と一口に言っても、ただこの世のものならぬ人たちが子どもの頃から視えてます、という方から、霊視を生業にするために勉強中、という方といろいろなのですが。
天極星とは、死のエネルギー。
肉体から離れ、精神、霊魂のみが存在する世界。
現実ではなく、異次元へと向かいます。
無形の精神世界に対して力を発揮し、時に霊感のような形で現れることもあります。
ここにフレームレスの天中殺が与えられると、その世界は無限に広がります。
シュタイナーは、アカシャ年代記(アカシックレコード)という、この世の有形無形すべてが刻印されている精妙な記録層から情報を得ていました。
ただ、これにはほんとうに特別な霊視力・強い透視能力が必要であって、多くの霊視者はアストラル界に漂う残像のみを読み取っていることが多いと、シュタイナーは言っています。
アカシックレコードには、それほど簡単にアクセスできるものではないようです。
ともあれ天極星中殺は、死のエネルギーと言われるだけあって、不可視の世界を見通す力を持つのかも。
それは、おそらくラジオのチューニングが合うような感じじゃないかなと。
天極星、あるいは天極星中殺者の持つ特別な周波数・波動が存在するんじゃないか、と最近つらつら考えています。