今年の2月終わりに内定が決まった次男(癸卯)。

 

5ヶ月間のモラトリアム生活に終止符を打ち、来月入社のために、一昨日我が家から旅立っていきました。

 

 

心理社会的モラトリアム:学生など、社会に出て一人前の人間となるのを猶予されている状態を指す。本来は、大人になるために必要であって、社会的にも認められた猶予期間を指す。大人への猶予期間、つまり社会に出ることを先延ばしして一時の自由に浸ることのできる期間という意味となった。(wikiより抜粋)

 

 

 

 

 

算命学を学び始めた当初、次男の年運を見たとき、「これは・・・・」と思ったのが2022年と2023年の運勢。

 

 

 

 

世界的な伝染病騒ぎがなかったら、もともとは2022年が卒業予定だったんですよね。

 

 

2022年年運は、宿命の卯辰に寅がめぐり、方三位が成立します。

 

方三位は、強さはそれほどではないけれど、持続的かつ穏やかな広がりをもたらす作用。

 

寅・卯・辰の「春の方三位」の方向は東。

仕事社会への意識や、安定感のある前進力を与えてくれます。

 

これを見る限り、2022年に強力な方向転換や変化は示唆されてはいませんし、天恍星のロマンで動いて、この年に就職というのもありといえばありかもしれません。

 

 

 

しかし、翌年の2023年は東:比和、じぶん:律音。

 

新しい仕事と、新しい生活環境がプラスされる一年。

貫索星で、ありたいじぶんを新しくスタートさせるとき。

 

本人のしたいことかどうかは別として、運勢的には卒業予定の2022年よりも、2023年のほうがはっきりと新しい生活が始まる流れなんだよなあ・・・・どうなるんだろう?と思っていました。

 

 

 

 

2020年に入り、世の中のひとびとの多くが、先の見えない状況になってしまいました。

 

これを受けて大学は、次男が属している学部の、アメリカ留学中の学生全員を中途帰国させる決定を下したんです。

 

次男が留学して、ちょうど1年経ったころでした。

 

 

 

 

その後、丸一年間の実家ぐらし(授業はオンライン)をはさみ、翌年再渡米。

 

そのため、就活と大学卒業も1年延びることになったのです。

 

 

 

 

結局フタを開けてみると、昨年2022年、二度目のアメリカ留学から帰国。

 

そのまま就活に臨み、それまでの学びを維持しながら、活動範囲を広げて前進する・・・という、いかにも方三位らしい展開になりました。

 

 

そして、今年2月。

年運が切り替わってまもなく内定が決まり、2023年の「仕事比和、じぶん律音」の流れが実現したのです。

 

現実って予想の斜め上から来るんだな・・・・と実感した、一年ズレた年運のエピソードでした。