青龍塾の講座に、私のよく知ってる名前が出ていました。

 

アメリカのロックバンド、レッド・ホット・チリペッパーズのボーカル、アンソニー・キーディス。

 

↑ものすごく若かりし頃のアンソニー

たぶんまだ10代そこそこ。

 

 

↑まあまあ今より若い頃のレッチリ

アンソニーは左から2番め

 

 

↑最近のレッチリ

 

みんなオッサンになったなあ〜笑

いい笑顔笑

 

レッチリはこの4人で最初から固定だったわけではなく、ボーカルのアンソニー、ベースのフリー以外は途中加入です。(アンソニーも一度脱退した経緯あり)

 

ギターのジョンは出戻り。

 

 

 

2019年8月、大阪で行われたサマーソニックには、大トリのレッチリを観るためだけに行きました。

(私が会場に着いたときにはRADWIMPSが歌っていた)

 

台風の影響で、予約していた飛行機は飛ばず、代わりの新幹線はグリーン車しか空いてなくて・・・魂が抜ける

 

しかもこれまた台風の影響で、東京よりも曲数が少なくて涙涙・・・(T_T)

 

 

 

でも、聴きたかった「Dark Necessities」が聴けたので大満足でした。

 

 

 

このyou tubeの和訳も、わりといいと思います。

「超・意訳」とも言えるかもしれませんが・・・。

 

 

昼の光が辺りを包み
たくさんの月が遊びに耽る
その隠れた微笑みに目を凝らす
その意味するものが知りたくて

 

君も俺もわかっている
すべては消え失せていく。

 

君はどう思う?

 

心の中にある固い結び目は
闇を照らす小さな光なんだ。

 

十二星座に居場所を奪われた君(月)
でも俺には君の明かりが見える


君はどう思う?

 

君には俺の気持ちがわからない
俺がどんな奴かわかっていない
消せない闇は、俺を形作る一部

 

俺は空から落ちているんだと
世界中に伝えてくれよ。
消せない闇は、俺を形作る一部

 

 

『アンソニー・キーディスにとって “闇" とは過去のドラッグ中毒でもあり、歌詞にはドラッグを示唆する表現も多くあります。

 

ここでは、忘れ去りたい経験を「自分を構成する一部」(Dark necessities are part of my design)として、受け入れています。』

 

 

※和訳と解説はここから抜粋させていただきました

 

 

 

この歌詞はいかにもアンソニーらしいと思います。

 

彼の父親はドラッグ中毒だったそうで、彼自身も子どもの頃からドラッグに染まっていたのは有名な話。

 

 

それでも私はアンソニーの書く詩から、彼の複雑で客観的で冷静な感性を感じるので、

 

「人情を解せる範囲の理性的な純粋性をもつ孤独性」

「人情味は持っているクールな状態が直の形で現われる」

「この調舒星は決して明るく煌びやかなものではありません、情的であっても実にクールな質をもっている」

 

 

これを読んだ時に、とてもしっくり来ました。

 

 

確かに見た限り、「品性」はない。

ステージでは落ち着きがないし、初期の頃なんかほとんど裸体で登場。

上品さとはかけ離れています。

 

うちでも「アンソニー頭おかしい」と家族で一致してますし。笑

 

 

 

でも、1984年から仲間たちと骨太、かつメロディアスなロックを生み出し続け、10年前にはロックの殿堂入り。

 

彼の中には、その「闇」とともに、不可侵の「聖なる」領域があるんですよね。

 

きっと彼らの音楽を支持する人たちは、その美しさを理解しているはず。

 

彼が「俺は空から(地上に)落ちている」と歌うのはあながち間違いではない気がします。

 

 

 

 

『環境などによっても異なるでしょうが、洗練されたものを求め、人間性を掘り下げたような音楽となるでしょう』

原典算命学より

 

 

私は、アンソニー・キーディスの音楽性にこれを感じるのですが、どうなんでしょうね・・・。

 

 

 

 

 

やっぱり半裸のアンソニーが跳ね回り、けがだらけのスケートボーダーの女の子達が夜を疾走するPV。

とても魅力的です。