人智学を学んでいると、秘儀参入者という高次の意識を獲得した人たちの話がよく出てきます。

 

私のように自分のことだけで手いっぱいな、ごく普通の一般人とは違い、人々に秘密を解く鍵を与えたり、導く役割を持った人たち。

 

歴史に名を残す人たちの中にも、多く見られます。

 

ソクラテス、プラトン、アリストテレスなどの数学者や哲学者、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロのような卓越した芸術家、薔薇十字団を創ったクリスチャン・ローゼンクロイツ、シェークスピア、様々な秘密を開示したゲーテ、そして、シュタイナーも。

※ちなみにゾロアスターやブッダやキリストはこういう人たちよりもさらに高次の存在とのこと。

 

 

 

シュタイナーによると、こういう人たちは通常の輪廻転生ではなく、別ルートで生まれ変わるそう。

 

*前世において、霊的発展に着手してきた人の場合、霊的に高まれば高まるほど、地上で果たすべき使命にふさわしい肉体を作るための働きかけを始める時期が早くなる

=肉体に対する支配力が強くなる

 

*地球の霊的部分の指導者、導師となる、最高度に進化した人々は、死の瞬間まで自分の肉体を支配し、さらに「受胎」の瞬間から自らの肉体への働きかけを開始する。

 

*地上にある間に高度に進化させたものは死を超えて保持され、新たな組織を形成する。

 

*秘儀参入者はどの転生においても、容姿が非常に似たものになる。

 

*進化すればするほど、相次ぐ地上での人生は似た形を取る。

 

*ある人類期から他の人類期への移行を指導する任務を帯びている。

 

 

 

日本にもこういう人がいます。

 

政木和三(まさき かずみ、1916年5月26日-2002年8月6日)

 

 

発明の能力に優れ、発明品の数は1000件以上にのぼる(物的証拠のあるもので1000あまり、それ以外を含むと3000件近いという)。

 

発明した具体的なものには、自動炊飯器、自動ドア、歯科用ドリル、魚群探知機などがある。 また、彼の技術によって、カラーテレビの低価格化が実現された。

 

 政木は自身の特許の多くを手放した。これにより社会的に技術革新が進んだ。

なぜなら、彼の技術の公開が一般人や企業の新製品開発につながったからである。

 

彼は発明品を創るにあたり、一瞬で設計図が頭にひらめくことがあったという。

 

政木はスピリチュアルな体験、経験を数多くした。 発明の際の特定のインスピレーションもその一つである。

 

また彼は、「人々が幸せになる発明をしなさい」という啓示的信号を受けた。

 

政木は後年、これら自身のスピリチュアルな経験や、真理が自然の中にあることなどを、講演活動で伝えた。(wikiより抜粋)

 

 

wikiにはありませんが、エレキギター、CTスキャン、瞬間湯沸かし器なども政木氏の発明です。

 

 

政木氏は、自らを日蓮上人、熊澤蕃山(江戸時代の陽明学者)の生まれ変わりだと信じていたそう。

 

子供のとき、知恵の輪を自作した。

 

針金で作った五重の立体パズルで、一見すると絶対外れない。

 

自作ではあるが、政木自身も解くのに時間がかかる。初めて解くのに丸一日かかった。

 

何かの縁で岡山県の林原研究所に勤務するようになったある日、たまたま散歩途中、ある碑を見つけて、たまらないほど懐かしい気持ちがこみ上げてきた。

 

熊沢蕃山の石碑だった。何かを予感して、熊沢蕃山に関する書籍を読んだところ、あるページを見て、政木は衝撃を受けた。

 

熊沢蕃山の作った知恵の輪の写真が掲載されていたが、それは政木が作ったものとほとんど同じだった。「ああ、そういうことか!」

 

ここに至って、政木は自身が熊沢蕃山の生まれ変わりであることを「受け入れた」。

(いつもお邪魔している、ある「note」より引用させて頂きました)

 

 

 

 

天干の二連変化。

自分の力量の範囲内、とは言え、そこから既に常人離れしています。笑

 

人間としてこの世に降り立つのですから、私たちと同じ宿命を背負ってはいるのでしょうが、魂のスタート地点がそもそも違うんですね。