先日、毎年お手伝いさせて頂いている演奏家のピアノリサイタルがありました。

 

一緒に活動しているスタッフに、Sさんという甲戌・日座天中殺の方がいて、今年で13年のお付き合いになります。
 

 

 

以前、この記事で紹介したことのあるセレブな日座さんです。

 

 


上の記事でも六親法に触れていますが、今回Sさんと話していて、彼女にとって特に「家系」の影響の強さを再認識しました。

 

驚いたのはSさんが伯母さまの「養子」に入っているということを聞いた時です。

 

日座といえば養子運。

日座の持つ、「家系の流れを継ぐよりは、外の血を導入する」という意味合いでの養子運ですが、古典に書いてある通りの人生になっていてすごいな、と感心し、彼女の持って生まれた、なにか大きな血の流れを感じました。

 

 

 

私と同い年なので、違うのは月干支のみですが、それだけでガラリと違う宿命になります。

 

月干支といえば、先祖・家系と心を意味するところ。

 

 

 

しばらく前に青龍塾の第4回算命講座で「運格と基段占技」について取り上げられていたのですが、私とSさんの相違点がとてもわかりやすく表れていました。

 

運格についての説明は長くなるので省きますが、要するに守護神が天干や地支にあるかないかで観る占技。

 

守護神法はいくつかありますが、甲戌は秋の樹木で、ここでは「丁(丙)」「庚(辛)」「壬(癸)」を守護神と観ます。

 

 

 

まずは裕福な家系の流れに乗るSさん↓

 

上格:恵まれた環境を得たり、力まなくても助けや導きがある。

現実格:自努力が必要。現実を自分の力で生きていくと、努力に比例して助けや導きがある

 

 

 

家系の流れから外れる私↓

 

下格:努力なしの幸運は期待できない。自分の能力や資質を磨いて自分で人生を作るという心構えが必要。

現実上格:望む方向へ向かうと、現実社会での助けや導きを得られる。運がいいと感じることがある。

 

 

 

生まれついての幸運は期待できない私の場合、現実ではちょっとお助け機能が多めについているようです笑

 

これこそ「バランス」ってやつ?

 

ただし、「自分の望む方向」を掌握してそこに向かう、という条件つきです。

 

 

 

 

以前も記事にしたことがありますが、かわいがられキャラの天印星といえど、努力が必要だと。

 

 

Sさん、ほんとうに努力家なんですよね。

というか、人のために動くことを厭わず、むしろそれを自分の栄養にできるひと。

 

 

日座といえど、Sさんには月干支中殺がないのも、ヘタに回り道をしない印象があります笑

(もちろん私には必要があって、中殺がくっついてるんですけどね)

 

 

ともあれこうやって、実践的学びを得られる存在はありがたいです。