パブリシティを活用する | もっと「夢」を、「熱い想い」を。「想い」があるから言葉は生きたメッセージ。

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未来への「希望」を見せて!「想い」発信しよう!人を繋ぐのは「言葉」です。「言葉」には、人を動かす力がある。人は幸せになるために生きている。

<第三章 プレゼンテーション 6>


 スマート電気とマナナ化粧品の『Shall We Project』第一弾、次世代洗濯機『ウェーブウォッシュ』とナノ技術を活用した『ウェーブフレグランス』のタイアップ広告が始まったのは、開発が始まってから丸2年が経過した春だった。

 異業種が開発段階からコラボレーションしたということで、業界はもちろん、マスコミも注目し、プレス発表の日は、マスコミが殺到し、会場に入りきらない程であった。

 両社は、話題性を増すために、通常であれば、女優を採用する所に、25歳という若さでプロジェクトリーダーを務めあげた由美子を起用した。決して滑らかだとは言えないが、熱く語る由美子のプレゼンテーションは、ニュースでも取り上げられ、一躍有名人になった。


 両社は、なんとコマーシャルにも由美子を使った、由美子は、結婚しても仕事を続けるという設定のキャリアウーマン、彼女を支える夫役は、何と佐藤だった。家事を分担する佐藤が、早朝に眠い目をこすり、歯を磨きながら、『ウェーブウォッシュ』のスイッチを入れる。『ウェーブウォッシュ』の操作パネルは小さな宇宙のように光るが、音や振動は発生しない。スマート電子のダイレクトドライブモーターによる振動制御技術のたまものだ。

 場面は、変わって、新聞を読みながらコーヒーを飲む誠の脇を、春物のスーツを着た由美子が通り過ぎる。由美子が脇をしめて、スーツをこするようなしぐさをすると、良い香りが流れて、誠が鼻から大きく息を吸い込むというシーンだ。マナナ化粧品のナノ技術を活かした『ウェーブフレグランス』の特長を印象付ける。二人の素人くさい大げさな演技が笑いを誘い、見る人の気持ちを明るく包むコマーシャルである。

 このコミカルなコマーシャルは放送された回数が少なかったたが、ユーチューブアップした画像の再生回数が1週間で100万回を超えた。


 こうして、製作費を抑えながらも、開発に携わるプロジェクトリーダーが自らキャンペーンに出演するという話題性で、『ウェーブウォッシュ』と『ウェーブフレグランス』は、好評を博し、出荷時は想定を上回る受注数で、品薄になるほどであった。これからのプロモーションは、自ら広告宣伝費をかけるよりも、いかにパブリシティにのせるかという戦略が重要である。