弱さ | 書道家 北村雲星の小ネタ集

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銀座で男性書道仲間4人によるグループ展『CHAOS』が開かれていたが、行かなかった。


――というより行けなかった。


大きな理由としては、6月の教室の準備があったため。


ま、まあ……、教材を作成しなきゃだしー。


授業で使う道具も買いにいかなきゃだしー……。



あと東京への往復の交通費3,000円弱を惜しんだため。


教室始めて丸2年。


毎月ギリギリ黒字の私としては、なるべく倹約したいところ……。


行けばたぶん交通費だけでなく、その場にいる人達でどこかに食べに行こうとかなって、飲み代とかプラスされると更に5,000円は吹っ飛ぶしね!



――などと色々と、本当にいろいろと行かない理由をつけてみたけれど、自分の心の正直な部分を曝け出してみたら、一番の理由は、

『単純に見たくない』

という大変醜いものだった。


いや、彼等の作品を見たくない訳ではない。


たぶん私は、他の書道仲間達がどんどんと活躍の場を広げているのを見るのが嫌だったのだ。



実を言えばこのCHAOS展、「一緒に出展しないか」と、私も誘われていた。


しかし私は金銭的な事を理由に断ってしまった。


出展料は、会場費を頭数で割って一人3~4万円。


作品を何点か、軸装や額装するなら更にプラス2~3万円。


会場が都内なら5~6回は行く必要があるだろうから、交通費が3,000円×5~6。


作品が大掛かりになった場合、作品を都内に運ぶ運送料。


その他、メンバーとの会食や打ち上げ、備品などなども考えると、軽く見積もって総額10万円。


これはギリギリ黒字生活の現在、大変大きな出費となる。



……誘われた瞬間に、そんな計算してしまい、受ける事が出来なかったのだ。



事業を興す者、クリエイターを名乗る者であるならば、経費が10万掛かるならば、20万円で売れる作品を創ったり、それだけの価値がある経験をする事を先に考えなければならない。


だけど私は、目先の目に見える出費に囚われて、その先に得られるであろう見えない物を考える事が出来なかった。



更に開催されたらされたで、行けばきっと自分が他のメンバーに比べて、酷く遅れている、校庭を走る長距離走で言うならば、周回遅れなのに、更に抜かされる気分になる気がして、どうにも足が向かない始末。


きっと輝いているであろう、前途洋洋な書道仲間達とその作品達を見る度胸がなかったのだ。



はぁ……、マジ豆腐メンタル。il||li_○/ ̄|_il||li



我ながら最悪ですワー。( ̄д ̄lll)



でも、どんなにキツくても、自分自身の心の弱さは、ちゃんと自覚しておかないといけない、と私は思う。


自分の弱さを知る事で、たぶん人は強くなっていけるから。




弱さ





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