母 | 書道家 北村雲星の小ネタ集

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私の教室には母子で通ってくださる生徒さんがおります。


今日も母子揃って授業を受けていたのですが、もうすぐ5年生になる男の子は、自分が課題を提出するとお母さんをおいて、先に帰ってしまいました。


少し寂しそうなお母さん。


「そろそろ母親と出掛けるのが気恥ずかしい歳ですよ」

と伝えておきました。


私にも覚えがありますが、男の子――特に中高生は、母親と仲良くしているところを他人に見られるのを酷く嫌がります。


でもそれは内的要因、というよりも外的要因の方が強い気がします。


簡単に言えば、

『マザコンだと思われたくないからっ! (Φ皿Φ)クワッ!』

……という一点です。


日本人男性は特にマザコン傾向が強い、という間違った認識がありますよね。


……実際は諸外国(アメリカなど)の男性の方がよほどマザコンみたいです。


『妻と母の意見が対立した際、どちらの味方をするか?』

という質問に対し、日本人男性の7割が妻を選んだのに対し、アメリカ人男性のほどんどは母を選んだという結果があるそうです。


一例ですが、そんな風に見比べていくと、日本は他国に比べ、どちらかと言えば母親に冷たい国になるみたいです。


それというのも過去にテレビ等で極端なマザコンを散々取り上げ、マザコンに対してのバッシングが強かったためだと思われます。



まあ、そういう状況だと思春期男子としては、

『クラスの女子には絶対に自分がマザコンだとは思われたくないっ!』

『特に好きな女の子に、マザコンだと思われたら自殺モノだっ!!』

という事になる訳ですよ。


まあ、私の中学時代でも、母親と手をつないで歩いていたところをクラスの女子に目撃され、『マザコンじゃないか?』と噂されていた同級生がおりました。



そんな状況で、母親と仲良く出掛けられます!?( ̄へ ̄|||)



世間一般のお母様には申し訳ありませんが、息子さんが小学校高学年ぐらいから急に一緒に出掛けたがらなくなるのは無理もない事です。



……というより自分達が幼い頃に、同級生の男の子達の母親に対する想いを『マザコン』の一言で踏み躙ったツケを支払っているのだ、と思った方が良いかもしれません。


例え個人的にそういう事を言っていなかったとしても、これは女子全体の連帯責任ですね……。( ̄_ ̄lll)



男という生き物は本能的に体面をとても気にしますので、思春期以降、同性にも異性にも絶対に自分が『マザコン』だと思われないよう、どんどんと母親に対して素っ気なくなるモノです。


それで普通です。


もし体面を気にしないで、いつまでも母親とベタベタしている様なら、少し男としての本能面の異常を気にした方が良いかもしれません。


……まあ、日本の母親離れのスピードは、ちょっと異常じゃないかと思わないでもないですが。

(それだけマザコンに対しての嫌悪感が強い、という事だと思います)



しかし、急に素っ気なくなったからといって、母親に対して何の愛情も抱いていないか、というとそうではないので安心してください!


日本では男性の母親に対する分かり易い愛情表現は、若い女性によって許されていないというだけの話しです。


男性の母親に対する愛情表現が許されるのって、きっとその男性のパートナーが母親になり、その息子が思春期に入って素っ気なくなった頃なんだろう、と思います。


ちゃんと愛情はありますよ、きっと。


素っ気なくなったとしても、愛想を尽かさず、可愛がってあげてください。


きっと後々に恩返しをしてくれる事もあると思います。




母




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