オリンピックと観ていると、人種差別を強く感じる瞬間があります。
ルール改定やよく分からない審査などもそうですが、観ていてよく思うのは黒人選手がとても少ないという事です。
まあ冬の五輪ですと、雪が多い国に黒人の方が余り住んでいない、という風にも捉えられますが、アメリカなどはもっと黒人選手が多くてもいいんじゃないか？
と、毎回思います。
スノーボード、スキー、クロスカントリーなどもそうですが、特にスピードスケート。
夏の五輪なんかですと、黒人の水泳選手って余り見ない気がします。
近年、100m走で世界一になる方は必ず黒人の方ですよね？
黒人の方の筋肉が走るのだけに有利、って事もない気がするのですが……。
それとも寒さに弱い、とかあるのでしょうか？
その辺になんだか人種差別がある気がしてなりません。
本音と言ってしまうと、私自身にも人種差別的な悪い心の芽、みたいなものはあります。
例えば公共の交通機関の中で、自分よりも体格の良い黒人の方が傍に来た時、とても緊張したりします。
何もされない事は分かっているのですが、なんだか妙に不安で心がザワザワします。
慣れないものに対する恐怖心ですね。
それが行き過ぎると差別になるのだと思います。
お互いに対する無知と無理解がそうさせるのでしょう。
６年後は東京オリンピックですね。
それまでに人種差別が少なくなっていて、より公平なオリンピックが観られる事を切に願います。
……差別をなくすには私自身も含め、一人一人の意識改革が必要なんだと思うのです。
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