叱 | 書道家 北村雲星の小ネタ集

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最近、若者が子供じみた悪戯をバイト先やテーマパークでやり、FacebookやTwitterに写真を掲載し炎上する、という騒ぎが連日起こってますね。


乗り物に本来とは違う形で乗車し機械と止める、とか、売り物を口に咥えた写真や、自分が冷蔵庫に入った写真を掲載し、店を営業停止にしてしまう、とか。


随分とまあ分別のない……。


多分、彼らはこの歳まで、『悪戯をして、他人に叱られる』という経験をしてこなかったのではないでしょうか。


恐らく先生の立場が弱かった学校の出身なのでは?

とか邪推してしまいます。


特にテーマパークの機械を止め、『偉業』とか謳ってしまうあたり、実に子供じみています。



…………そう言えば昔、公園の遊具で、割りと危険な事が出来た子供は一目置かれる、みたいな事がありました。


滑車付きのロープに掴まるロープウェイを、逆さ吊りの状態で滑り下りる、とか。


球体で回転するジャングルジムの天辺に立ち、その状態でグルグル回される、とか。


ボックス型のブランコの背もたれの部分の両サイドに乗り、二人で思いっきり漕ぎ、片方がバク宙で飛び降りる、とか。


出来た子供は、まさに『偉業を成し遂げた』と褒め称えられた覚えがあります。


一方で、そういった公園の近くには、おせっかいなオバサン(子供視点)がいて、そういった危険な遊具の使い方をすると叱られる、また、怪我をして帰って親に叱られる、と言った事が多々ありました。


今は…………、

ないですね、遊具が。( ̄□ ̄lll)


あったとしても、普通のブランコと滑り台ぐらい。


どこの自治体も、子供が大怪我をする恐れのある遊具は全て撤去してしまってます。


きっと、テーマパークでバカやった大学生達は、公園の少し危険な遊具で遊んだ経験も、その所為で叱られた経験もないのでしょう。


私達の世代が小学生の頃に既に経験した『偉業』を、大学生でようやく経験した訳ですから。


この度重なる若者の炎上騒ぎで、若者を批難するのは簡単ですが、社会の在り方そのものにも問題があるように思えます。


公園の遊具などを危険だから、と言って撤去してしまって、子供を危険から遠ざけてしまった、悪戯をする機会を、また叱られる機会を奪ってしまった、大人達の教育の仕方にも問題があるように思えます。


子供の時の悪戯なら治る怪我で済んだのに、大人になってやるから規模が大きくなるし、怪我どころかネットに名前やら学校名やらを晒され、社会的制裁を受け、更に訴訟問題にまで発展してしまいます。


そう考えると、『叱られずに育った、叱られる環境を与えられなかった』彼らに、少しばかり同情します。


子供の教育は、過保護ではダメだと思うのです。



一方で、以前にもブログで書きましたが、『悪いものは目立つ』という法則があります。


ダメな若者が大変目立っていますが、そうじゃない若者が大半だと思います。

……そう思いたいです。


この騒ぎを見て、『今の若者はバカばかりだ』と判断してしまうのは、間違いだとも思うのです。



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