梅雨は、春と夏のあいだ。
外の世界が少しずつ変わるように、私たちのからだの中でも、見えない変化が起きています。

湿気、寒暖差、気圧の揺らぎ。呼吸の浅さや、消化の不調、だるさやむくみ。そんな「いつもと違う感じ」を感じやすい季節ですね。

だからこそ今、意識したいのが「食べものとからだの対話」。

たとえば、梅干し。
昔から薬としても使われてきた梅干しには、
・代謝を助けるクエン酸
・お腹の調子を整える有機酸
・食中毒を防ぐ殺菌力
がぎゅっと詰まっています。

特に、冷たいものをとりがちな今の時期には、塩味と酸味の力で「内側から整える」感覚を思い出させてくれます。

 

この季節、店頭には少しずつ夏野菜が並び始めますね。
みずみずしく彩りも美しい夏野菜ですが、からだを冷やす性質があるため、梅雨が明けるまでは “生でたくさん” よりも “火を通してやさしく” がおすすめです。

梅雨どきは寒暖差も湿気もあり、自律神経や消化機能がゆらぎがち。
そんなとき、あたたかく調えた野菜は、からだを内側から支えてくれます。

火を通した夏野菜と、クエン酸たっぷりの梅干し。
胃腸を整え、湿気に負けないからだを、やさしくつくってくれる組み合わせです。

 

季節の揺らぎと、からだの声。
どちらにもそっと耳をすませて、日々を丁寧に過ごしていきたいですね。