施術中、
私はあまり言葉で説明をしません。
  
  
それは、
施術は音楽の演奏と
とても似ていると感じているからです。
    
  
たとえば、
楽器の演奏や合唱をするとき。
それぞれがチューニング
(音の高さを合わせること)をしただけでは、
本当に気持ちいい響きにはなりません。
  
  
お互いの音をよく聴きながら、
寄せたり、少し離したり。
呼吸
からだの動き
アイコンタクト
音の質や強弱
重なりや響きを感じながら
相手の想いを感じ取り
共鳴していく。
  
そのプロセスそのものが、
音楽をつくるために
とても大切な時間だと思っています。
  
施術も
同じなのではないかと思うのです。
  
言葉で誘導するより、
触れている手の感覚や
呼吸の変化
身体の反応を
一緒に聴くように感じていく。
  
まずは、
施術をする側と
受ける側が、
同じ場で、
同じ響きを体感すること。
  
それがあって初めて
その人自身の身体が
自然にほどけていくのだと感じています。
  
それは、
何かを意識的に感じ取ろうとすることではなく、
微睡んだり、
眠ってしまってもいい時間。
  
思考や外側に向いていた意識が、
自然と身体と感覚の中心に還っていく過程を、
静かに見守るような感覚です。
  
  
※安全や快・不快の確認は行いますので、
安心して身を委ねていただけたらと思います。