石油を使うこと | 陥穽

陥穽

陥穽(かんせい):落とし穴
詐称・詐欺・偽装・・・世の中はさまざまな陥穽に溢れている
騙されちゃいけない、なんて事書こうと思ったけれど・・・
感想文が多くなってしまった(^^;

人間を含め、地上のほとんどの生物は、栄養素を取り、不要分を排泄します。

その過程で、肉体を構築してゆきます。

不要物が排泄されるのであれば、地球上は排泄物だらけになってしまうはず。

しかし、生命が生まれて、何億年と経ちながら、地球が排泄物で溢れているというイメージはありません。

それは、生物の形態によって、栄養素と排泄物のテリトリーが違うからです。

ある種の生物にとっての排泄物は、別の種の栄養素だったりするからです。

それが、今の地球が排泄物だらけになっていない理由です。

そしてまた、排泄されなかった分の栄養素で成り立っている肉体も、いずれは寿命が尽きて、死を迎えます。

そうして死んだ、その生物にとっての栄養素も、ほかの生物の栄養素と変わり、排泄され、サイクルに組み込まれます。

ところが、このサイクルから外れてしまった成分があります。

石油です。

大した量を知っているわけではありませんが、私の知る限り、石油を栄養素とする生物は、いません。

他の生物によって吸収、排泄のサイクルに組み込まれるはずだった、死に絶えた動植物の体は、なにかの原因で、そうされず、地表の奥深くに沈まり、栄養-排泄のサイクルから外れてしまったものです。



今、人間は、石油を使って、世の中を形成しています。

どんな生物でさえ必要としていない石油を、あえて人間は利用しているのです。

エネルギーという形で利用し、その排泄物として、二酸化炭素やなどを出しています。

二酸化炭素は、植物が使います。

石油として利用する生物はいなくても、二酸化炭素を利用する生物はいるのです。

人間の尊い知性によって、生物にとって利用価値のない石油を、二酸化炭素という価値のある栄養素に変えているのです。

他の動物には、とうてい真似できない技術です。



地球上で、石油を使うことができる唯一の生物、それが人間です。



石油を使うことに誇りを持って良いのではないでしょうか。



太陽光、太陽熱、地熱、風力などの、いわゆる自然エネルギーは、他の生物も使っています。

人間が使わなくても、きちんとリサイクルできるシロモノなのです。

たくさん奪わなくても、いいじゃないですか。

ね。

すべての生き物にやさしく、なんて言いながら、その栄養素を奪うなんてさ、酷くない?


今日も、ちと、酔っ払ってます。

今日はここまで。