はりぼての舞台*入院編 -2ページ目

共感の嵐

頓服飲んだよ…黒酢です。

前回含め入院してはじめて朝のラジオ体操に出た。ちーこが誘ってくれたのだ。
ちーこは私の隣のベッドにいる。初日に、話しかけようかどうしようかとかなり逡巡していたら、ベッドとベッドの境界線であるカーテンをがらっと開けて、笑顔で話しかけてくれたとても優しくていい子だ。人の気持ちを分かろうと努力しているように映る。そしてそれはちゃんと結果になって彼女の中にあると思う。そんなひとだ。
私の事を気にかけてくれる。よく「大丈夫?」と訊いてきてくれる。全く自分をみない私にとって、彼女のその一言はブレーキとなってくれる。

今日は午後の行事が園芸で皆で外の畑に出た。研修医や看護師も混ざっていてかなりの人数になっていたので、はじめからこれは大丈夫かどうか分からないなと思っていた。案の定段々周りのざわざわが耳について離れなくなって頭が痛くなり、自分がどこにいるのかわからなくなった。頭の中がぐちゃぐちゃになっていった。
気がついたらその場にうずくまっていた。ちーこが帰ろうと言ってくれたので早めに切り上げて部屋に戻った。
私はなかなか断れない。
ルールに則った行動をとらねばと知らずのうちに頑張っている。そしてタチの悪い事に自分のリミットに自分では気付けないのだ。いつも体や心に異変が起きてはじめて「ああ、無理していたのか」とわかる。

私の思いが届いたか知る由もないが、看護師さんが「むりしなくていいよ」と言ってくれるようになった。でも、私は自分の無理になかなか気付けないから、結局気付くとキツい思いをしている。
うん。
まっこと厄介だな。

前の記事に「入院出だし不調」と書いたが、ちーこのおかげで前回の入院よりも時間が短く感じられるようになった。
いろいろなことを話した。互いに…彼女の辛かった事はわたしのつらさとはまた別のつらさだが…つらいことを体験して今に至っている事を知った。そしてそれを知った上で、「つらかったね」と声をかけあった。

このベッドがとても心地よい空間に思えた。
彼女と私を仕切るカーテンは、いまはない。

心模様

お昼ご飯をすこしだけ食べた黒酢です。規則正しいね。さすがだね。

昨日泣いていた理由だが。
担当してくれている先生が、最近私を励ますようになったからと言えば良いだろうか。
具体的に言うなら、先生が私の話を聞いて「つらいんだね」と受動的に対応していたのが、最近は「その自分も自分だと受け入れなさい」と言うようになった、という感じか。
出来るならもうやってるんだよと思うのだ。私は。
とりあえず話している時はうんうんと首を縦に振る。でも出来ない。どうしてもそのアドバイスを実行に移せない。頷いたのに。そうですねという意思を見せたのに。その無力さと、このまま私は言われ続けるのかという思いが積もって、泣いた。そして先生の言っている事が正しいのが分かるから更に泣いた。

この入院も、私は休むためにやっているのだと思っている。でも、入院前の話(任意入院誓約書とかを書く時間があるのだ)の内容も、先生は前回はああだったから今回はこうしてみたらといろいろな切り口からやってみようやってみようと言われ続けた。
私は確かに前回の入院の時よりも症状的に落ち着いているだろう。でも、今の私は今の私なりに苦しさを持っているのだ。
看護師さんたちも私と久しぶりと話しかけて来る時、「今回は目標持ってるみたいだね」と口々に言う。私が宣言したかのように言う。正直プレッシャーだ。この間本家はりぼてで書いたが、私は10やろうかと言われたら100やろうとする一種悪癖的な半ば強迫観念的な考えを持っているので、なんていうか、今回の入院、始めから無理をしていると思う。今日も人とろくに喋る事も目を合わせる事も出来ないのに午前中行事(レクレーション)に参加して来た。このまま行くと悪化の一途のような気がして怖い。
先生は多分私の事について、やることは出来るけどやり方が思い付かないから指導を求めるために弱音というかキツさを語るんだろうと思っているのだと思う。違うのだ。まだ今の私には出来ないのだ。
分かって貰おう、考えと認識のすれ違いをなくしたいと思い私が言いにくい事を書き綴っている交換ノートのようなものにそれを書いて見せたり会話の中にサインを出したりするけれど、先生はその事には触れず話を進めて行く。
私は諦め気味だ。もう解って貰えないのではないかと思い始めている。
でも解って貰えないと、私はこれからもずっとそういう事を言われ続けるだろう。要求され続けるだろう。今日行事に出た事も先生は知るのだろうから、そうなるとますます要求されるかも知れない。
暗闇だ。
先生に対してこういう「解って貰えない感」を抱くのは初めてのことなので、怖い。
ただ、担当の看護師さんが私が午前の行事に出て病棟に帰って来た時に、「無理したんじゃない?いろんな看護師が誘うから断れないよね。辛くない?」と聞いてくれた。私は黙って頷いて苦笑いした。担当がこの方で良かったと、思った。交換ノートは彼女ともやっているので、そこから先生に、広がっていけばと思う。

今回の入院、出だし、不調。


このブログを紹介してくれたロンに感謝を。

初書き-発芽期

タグ使えんのかな、ここ。
まあいい。
入院するにあたり本家「はりぼての舞台」にケータイからの記事投稿を試みるもなんだかよく分からないエラーで出来なかったので入院中だけはこちらのブログにお世話になろうと思う。

黒酢です。病室のベッドから今晩和。

今日もやはり眠れない。もう1:00になるのに…とも、あまり思わなくなった。日常茶飯な話になってきた。いや、それでは駄目なのだが。だいぶ駄目なのだが。
昼に眠ったわけでもない。前日は1時間しか眠っていない。なのに眠気の一つも感じられない。あくびがでない。同室のひとの息をする音がうやらましい。
ということで、私は今入院している。某医大に。精神科に。
期間は1、2か月の予定。
ここには飲んでいる薬や食事、その日の運動量などの記録と、主治医に半ば強制的にさせられている他人と関係接触の中で思った感じたこと、気持ちの揺れや症状について、あとは思い付けば駄文を書きつくろうと思っている。

ほんとうによしなしごと書きつづればって感じだが、どうかお付き合いください。


今日は泣いた。
自分の無力に。
詳しいことは、また今日続けて書こうと思う。


はりぼての舞台*入院編、幕開けだ。