第二話 prelude
ふとしたキッカケで
廃校での文化祭、「廃校文化祭」
をやろうと決めた主人公、衣笠翔は
親友の奥田陸に話を持ちかけた。
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改札ごしに陸に「廃校で文化祭やろうぜ!!」
と言った次の日、僕、陸、そして他に興味があるという3人を集めて
僕の家で作戦会議は始まった。
これがスタートだ。
せっかくやろうと思ったんだ!最後までやりきってやる!!
今いるメンバーは5人。
僕、横に座る陸、
僕の横に座る、高校の同級生だった
水嶋悠木。
首まで届くくらいの髪の毛で、いつもニット帽をかぶっている。雰囲気イケメン。
パッと見、近寄りがたいオーラは出しているもの、話すとめっちゃいいやつだ。
僕の向かいで輝くのは、大学で同じゼミで仲がいい
佐藤美希
まさに、ザ大学生というような感じの女で、茶髪でセミロング、
いわゆる姉さんタイプ、彼氏もいる典型的リア充。
そして右前に座る、陸の知り合いの
岩田浩司
こちらも同じく、ザ大学生という感じで、単発ショートの
リア充っぽい人だ。
さあ、はじめようか・・・
「じゃあ、第一回ミーティングはじめますか!」
「おう!!」
「まずは急な声掛けにもかかわらず皆集まってくれて
ありがとう!」
「まあいいってことよ、ちょうど暇してたしな」
雰囲気イケメン水嶋が言う。
「ね、しかもなんか面白そうだし」
リア充女、佐藤が言う。
「で、なんだろ、やるのは面白そうだけど
どう進めてくんだ?」
ぶっこんできたのはリア充男、岩田。
・・たしかにまずは意見を共有しないと
「まずそもそものコンセプトだけど、
廃校で文化祭をやるってのだけれど、もうひとつ提案があってさ」
「うん」
「どうせやるならなんか大規模にしたいから
高校生、大学生他学生に準じる人みんなで創る
文化祭ってのにしたいと思うんだけど」
「お、いいじゃん、色んな人が参加する方がいいしな」
今日はじめて陸が口を開いた。
「俺も賛成」
「僕もだ」
「私も」
「おい、翔、もしかしたらこれで
今まで華のなかったお前に女子高生の彼女ができっ・・」
僕は口を塞いだ。
「もごっ、、、もごっっg」
「皆、ありがとう、こいつはとりあえずほっといて、
話を続けよう、それでまずは組織を運営してくにあたって役職を決めたいんだけど」
そこからはまず色んな団体の組織図とかを見たりしながら
どういう体制が一番皆で協力しあえるかというのを話し合った。
「よし、じゃあこれで行こう!」
形としては、主要メンバーを「執行部」として、
代表は自分、副代表は陸
そのもとに、
体育館等でのイベントを企画、実行する
「体育館チーム」
そのチーフにリア充女、佐藤美希。
校舎内でのイベントを企画、実行する
「校舎チーム」
そのチーフに雰囲気イケメン、水嶋悠木。
校庭等の外のイベントを企画、実行する
「校庭チーム」
そのチーフにイケイケ男、岩田浩司。
「とりあえずこの組織図で動いていこう!!」
「おう!!」
「で・・・なにかやる前にまずはお金と人手がいるぞ?
そこ、どうするんだ?」
陸がするどく切り込んできた。
「そうだな・・・・
とりあえずはまた知り合いづてに話を広めたり、
ツイッターやフェイスブックで広報してくのは?」
「・・だな、地道な作業にはなるがやってこうぜ!!
せめてこ!せめてこ!!」
岩田が言う。
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というわけでそこからは各自でいろんな方面へと
廃校の事を宣伝していった。
そして、まずは一度「説明会」的なモノを開いたほうがいいんじゃないか?
と佐藤に言われたので、説明会を開くことになった。
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一週間後。高田馬場
皆が集いやすいから、ということで初めての説明会を高田馬場の貸し会議室でやることになった。
その日集まったのは俺ら主要メンバー5人と、
各自が誘ってくれた人やネットを見てきてくれた人11人。
人前で話すのは苦手だ。
・・・・・・・いかん、帰りたい・・・いやいやいや待て
こっから全てが始まるんだ、頑張らないと・・・・
緊張してきたらトイレに行きたくなってきた・・・
僕は一旦部屋から出ようとし、ドアを開くと・・
ドン!!
何かが僕にぶつかって来て、僕は全力で後ろにすっ転んだ
そして、向こうもすっ転んだ。
なんだと思って目を開くと、
そこには・・・・
白のカーディガンに青のロングスカート、
風になびくロングの黒髪の・・・
まるでマンガのヒロインのような・・・・
言葉では言い表せられない・・・
つい、釘付けになってしまう・・
「君」がそこにはいた。
まだ僕等はしらなかった。
この出会いが、僕等の全てを変えてしまうとは・・・。
to be continued・・・・・
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