トゥーロン取材日記①~雰囲気サイコー~ | 草野球チーム 「クローン」の活動日記 いろいろ

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ボンジュール!

フランスはトゥーロン特派のTSです。

U-23日本代表(オリンピック代表)が参加するトゥーロン国際大会の取材に1人で来ております。

日記帳を忘れたので、自分が忘れないためここに勝手に書き連ねていきます。

初めての海外取材でトゥーロン(マルセイユに近い地中海に面した港町)は当たりだと言われて来たんですが、ホンマにいいトコです。メシはうまいし、あったかいし、危なくないし、美人が多いし。難点は英語が通じないこと(メシのメニューを見てもよく分からん)、車が左ハンドルのマニュアルであることぐらいかな。
とにかくフットボールは世界共通の言語なので、取材はまったく問題なく、素晴らしい雰囲気のスタジアム(スタッド)でのんびりと仕事をしております。他の日本人記者も結構いるのですが・・・。


●1日目~出発~
5月19日(月)
・新宿7:08分発成田エクスプレスで成田へ。ユーロがめっちゃ高いと1週間前から欧州取材に飛び回っていたフリーランスのライターからのメールにビビル。前日に両替したおよそ8万3千円分の600ユーロでは足りないのではないかと不安になったため、もう100ユーロ追加。ちなみに、ホテルはクレジット決済なので、冷静に考えて「こんなにイラねーのでは」とのちに後悔。ま、多い分にはえーんやけどね。戻せばいいだけだから。

・12:00発のAF(エアーフランス)パリ・シャルルドゴール空港行きに乗り込む。いつものことだが、座ったとたんに熟睡。何でなん?よく分からん体質やわ。 離陸を知らず、機内食(ランチ)が用意され始めた頃に目覚める。すると、隣に座る金髪の女性に流暢な日本語で話しかけられ、またビビル。28歳のルーマニア人で、春日部に住む従兄弟の出産を祝うために来日していたらしい。とにかく喋りかけてくるので、寝たくても寝れない。俺は13時間のフライトをすべて寝て過ごすつもりだったのに・・・。つーか、何で彼女はヒゲ剃らないの?

・ルーマニア人(名前をきくのを忘れた)が寝たため、やっと解放。映画を見ることに。日本語吹き替えの「チャーリー ウィルソンズ ワー」、英語オンリーの「ジャンパー」、モーガン・フリーマンが主演の・・・(名前を忘れた。余命いくばくもない2人の爺さんが、やり残しを1つずつクリアしていくヤツ)を立て続けに3本見る。いずれも楽しゅうございました。とくにモーガン・フリーマンの・・・が一番良かった。てか、タイトル忘れんなよ。

・フランス語の勉強をしたり、寝たりで13時間が過ぎる。さすがにシンドイ。フライト中はエコノミー症候群が怖いので、機内を散策。日本人ツアー客ばっかやな。みんな金あんだな。

・パリ・シャルルドゴール空港に到着。大の苦手の入国審査は1秒でパス。んーだよせっかくフランス語で「トゥーリズム(観光です)」って言おうと思ってたのに。預けたキャリーバッグを受け取り、バスへ。実は、目的地のトゥーロンへは最寄のトゥーロン・イエール空港までもう一本飛行機に乗らなければいけないのだが、シャルルドゴール空港からは発着しておらず、同じパリ市内のオルリー空港に移動しなければいけないのだ。簡単に言うと成田から羽田へ移動するようなもの。無事にバスに乗り込み、およそ30分揺られて目的のオルリー空港へ。

・現地時間午後7時。それでも真昼間のような明るさにビビル。小腹が減ったので、フランスパンで作られたサンドウィッチを購入。2.5ユーロ。これがうまかった。うーん、冷えているのにうまい。さすがパリ。満足したところでチェックインカウンターへ。金髪のすごい美人の係員に片言の英語で話しかける。そこでは「窓際の席がいいか、通路側かと」聞かれるが、まったく聞き取れず。はっきりいって、リスニング能力がめっちゃ低下している。3回「パルドン?」とめっちゃ真剣な表情で聞き返したため、思わず美人の係員が噴き出して笑ってしまう。心が通じた気がした。

・21:00発のAFトゥーロン・イエール空港行きに乗り込む。超小型の飛行機で、定員は60人くらいではなかろうか。しかも実際の乗客はわずかに12人だった!! この際、入り口で乗客を迎えるチーフパーサーの陽気なおっさんにパスポート提示を求められ、日本国パスポートを見せると、「コンニチワ、スシ」とでかい声で言われ、恥ずかしい思いをする。しかも、離陸直前の機長のアナウンスでは、フランス語の次に英語(普段はフランス語オンリーらしい)で「今日は珍しく日本から特別なゲストが来ている」と紹介され、乗客から拍手が。なんだこのもてなしは?
この便を利用する日本人は滅多にいないらしい。他の記者たちは、チーム便(成田→フランクフルト→マルセイユ→陸路でトゥーロン入り)を全員がチョイスしている。でも、オレのがいっちゃん経済的なルートやとHISの友達に組んでもらったもんやからな。

・22:45分にトゥーロン・イエール空港到着。さすがに真っ暗。電車も、バスもすでにない。トーロン市内までは25キロも離れている。タクシー以外に選択肢はない。ぼられるのではないかと不安…。ごっつい運ちゃんたちがたむろするタクシー乗り場へ、極力いかつい顔をして近ずく。すると「タクシーだろ?俺のに乗れよ」(おそらく、こんな感じ)とジェロム・レバンナのようなコエーおっさんがフランス語でまくし立ててくる。負けじと「車はどれや?」と英語で聞くと、なんとベンツのタクシーを指差すではないか!! 「OH、クール!」と褒めてから、値段交渉。すると、ここらのタクシー共通の料金表を出してくれる。なんて親切!ボッタクリねーんじゃんと安心し、ベンツへ乗車。ホテルまで55ユーロで行ってくれた。途中、オリンピック・マルセイユ(フランス1部リーグの強豪チーム)がいかにすごいかを片言の英語で散々聞かされた。ちなみに、途中のフリーウェイでは、映画「TAXI」ばりに180キロで飛ばしていたことは言うまでもない。

・ホテルは「グラン ホテル ドフィーヌ」という2つ星。連絡もなく遅いので、フロントのおっちゃんが心配そうに宿の前で待っててくれた。時差7時間。日本を出てから24時間の1日目は終わった。