教員日誌 -20ページ目

教員日誌

中学校教員、日々の実践の振り返り、反省、諸々
自分が振り返るための実践記録ですが、ご意見いただけたら嬉しいなぁ

今週は家庭訪問です。

生徒は午前中に下校なのでうきうき・・

こちらは、慌しく学校を出て行きます。


入学してから2週間、しかも行事続きで、まだ一人ひとりの個性も何も分かっていません・・・

何と名前が一致している程度のものなので(すみません・・・)


家の方でも、中学校生活はどうでしょうか?なんて尋ねられても、

まだ2週間なので分からないです・・・としか答えられないのではないかなぁ・・・と勝手に思ってしまいます。


1年生の家庭訪問は、小学校時代のことや、親御さんから見た生徒の姿について聞くことがほとんどです。

あとは健康上の注意くらいでしょうか。


健康上や人間関係で配慮が必要なことは、あらかた環境調査に書いてあるのですが、文章ではなかなか伝わらない微妙な関係が聞けたりするのは参考になります。


しかし、最も意味があると私が感じているのは、生徒の一人ひとりの生活の場に触れること、家庭の中で大切にされていることを見ることです。

そうすることで、生徒を一人の人間として、より大切に思えることが、この時期の家庭訪問の意味だと思います。

単に話をするだけならば、懇談会のように学校に来ていただいたほうが、よほど長く話すことができますから。


私はこの職業をやっていながら、顔と名前を覚えるのが本当に苦手です・・・

顔を見て、名前を聞いても、何らかの記号を聞かされているくらいにしか思えません。

私が名前を覚えるときには、相手の特徴や個性がわかってからなんです。それまでは、名前を聞いても、なかなか頭に入ってきません。


この家庭訪問を終えて、一人ひとりの個性が私の中に入るように、たくさんのことをお聞きしてきたいと思っています。


しかし・・・・それぞれのお家を訪ねさせていただくと・・・


半日でおなかがタプタプになります。


お気持ちは本当にありがたいのですが・・・


おなかがタプタプになります。


私は自分の中でルールを決めていて、訪問先のご家庭では固形物は口にしないと決めているのですが・・

例外として生徒が自分で作ったものは食べています。

毎年、事前の連絡でそのことをお伝えしているのですが、今年度は、移動後のばたばたで、それを連絡し忘れるという失敗をしてしまいました。

本当に申し訳ないといいながら、飲み物だけいただいています。

そして・・・


おなかがタプタプになります。


これをお読みの保護者のみなさん。

家庭訪問中の教員に食べ物や飲み物を、与えないで下さい・・・



おなかがタプタプになります。

長かった・・


入学式を迎えてからの二週間・・本当に・・・きつかった。


学校を移動して一年目の春は、その学校の動き方にも慣れていないので、忙しいのは当然だったんだけど、こんなにきつかったのは初めてじゃないかってくらいきつかった。


経験をつんでくれば、仕事が楽になってくるかと以前は考えていたのだけれど・・・


仕事の年数が増えれば増えるほど、比例して仕事も増えてくるし、やらなければいけないことが見えてくる分、だんだんきつくなってくるような気がする。


初めてではないのだけれど、都市部の学校に来た。職員数は今までで一番多い。生徒数もダントツに一番多い。

しかし、職員配置を見てみると奇妙なことに気づく。単純に、仕事の差が激しい。


中学校は担任と副担任の仕事量の差がある。

副担任の先生でも、かなり多くの仕事を抱えていらっしゃる方がいることは分かっているのだが、全体的に見ると、かなりの差があると思っている。単純な仕事量に加えて、生徒に対する責任もかかってくるのが担任でもある。


部活動でも主顧問と副顧問で差がある。部活の副顧問は練習にはあまり顔を出さないことが多い。出しすぎると部活の関係が上手くいかなくなることもあるので、まぁ当然だと思っている。

部活動を持っているというだけで、朝と夕のあわせて3時間はそちらに力を費やすことになる。毎日3時間です。そして休日もつぶれます。運動系の部活動を持っている方は夏の大会まで、一日も休みがないなんて話もよく聞きますし、私自身、4月の休日、10日間のうち6日間は部活です。シーズンになれば、休みはないです。

そんなもの、練習を入れなければいいだけの話ではないか・・・と言ってしまえそうなものですが、最後の夏を迎える3年生を前にして、そんなことは言えません。一日はたらいても昼飯代位しか手当ては出ませんし、平日は100%サービスでの仕事です。


さて、ここまで書いた担任と主顧問の仕事の大変さを感じている人は多いはず。

この学校では(他も案外そうか?)担任と主顧問がかぶっていることがとても多いです。

それだけでも十分に仕事に差がある。


市内のある学校では、新年度の職員分担の希望をとったところ、学級担任を受けてもよいと言った人がたった3人・・職員数は50名を超す規模の学校です。校長先生は春休みをひたすら説得で終えたようです。

学級担任を受けられないってどういうことでしょうか?

私は好きで学級担任を毎年希望しています。どこの学校に行ったときも、希望は学級担任です。仕事に差があることも分かっています。でも、この職業をやっていて、学級担任をやらなかったら、面白くないと思っているからです。


極論かもしれませんし、様々な立場があることもわかります。

でも・・・今週はとても疲れたので、ちょっと愚痴りたくて書きました・・・


こんなことを書いてる自分は、まだまだだなぁ・・・

どの仕事でもそうだと思うのですが、教員の仕事も新年度が始まるときはアホみたいに忙しい・・・


プリント配って、プリント集めて・・・

説明して・・

並んで・・・話聞いて・・・


特に、赴任して一年目の私のような立場の人間は、学校の様子すらよく分かっていないから、給食や清掃の説明も、具体がよく分かってない状態で説明するもんだから、生徒にだって伝わらないだろう・・


入学して初めの3日間は黄金の3日間と呼ばれる。


入学した4月は黄金の1カ月と呼ばれる。


そのくらい最初が大事だってことだ。

生徒との関係を作るにしても、学級の組織を作るにしても。この時間は特に大事だ。

雛の刷り込みのごとく、初めに教えられたことに忠実に動こうとするのが人間だ。後から間違った物事や人間関係を修復しようとすると、初めに説明するときの3倍くらいの時間と労力がかかるからだ。


そんな金キラキンの期間を過ごしているのだから、生徒との関係は特に大事にして、一人ひとりと深く話をしていきたい所なのだが・・・


ごめんなさい・・・それどころではありません・・・


清掃と給食は私が学級をつくるときに最も大事にしていることで、できるだけ生徒が自分達で決められるようにしていきたい所なのだが、班を作って、給食と清掃の分担を決めて、やり方をざっと説明するまでに、50分しか時間を与えられていない。自分達で話し合って決めてほしいが、それをやっていると給食が食べられない。とにかく食わなければいけないのだ。


給食の時間も、正規で食べる時間は15分・・・食育も何もあったもんじゃない。食事を楽しむ余裕はない。とりあえず腹に詰め込まなくては、今度は片付けの時間に間に合わない。

中1ギャップという言葉があるけれど、この過密なスケジュールによくついてきているなと感心してしまう。

24時間戦っているサラリーマン並みのタイムスケジュールではないだろうか。


何とか放課後の学級活動は時間通りに終わらせることができた。

その後に少しだけ生徒と話す時間が取れた。小学校でがんばってきたことを話してくれる子、中学校の規則に不安を覚えている子。みんな不安だったり、これからの希望だったり、私との関係を築こうとしてくれる子だったり。


もっともっと生徒との時間をとりたいところだけれど、この短い時間では、全員と話す時間がない。

あれ?そういえばうちの県って中学校からも30人以下学級を実現するとか言ってなかったっけ?

何度数えてみても、うちの学級には36人いるぞ・・・


初任のときに42人ってクラスを持ったことがあったけど、30を超すとなかなか全員と毎日話すことができなくなってくる。今の生徒たちに一番必要なのは一人ひとりと対話する時間だと思うのにな。

どうして日本の学校ってこんなに余裕がなくなっちゃったんだろう。

全国学力調査とか言う前に・・・

留年制度とか言う前に・・・

人を増やしてくれ・・・