小学生は夏休みですね。
夏休みに入ってからもベーシックの出席率はなかなか高いです。
陸上強くなるためにはやっぱり継続が大事。

自分も練習があるんでこの夏は特に出かける予定もなく、代わりに旅行気分味わうためにこの一冊。

『シティ・マラソンズ』2010年
三浦しをん、あさのあつこ、近藤史恵著
ニューヨーク、東京、パリの市民マラソンを舞台にした短編3本。
挑戦する人、それを支える人。
マラソンを走る理由も様々。
でも知らない土地、知らない街を走る楽しさが伝わってきます。
自分もしばらくはタイム狙いの挑戦を続けますけどいつか海外のマラソン大会を観光がてらのんびり走ってみたいです。

閑話休題。
この時期は暑くて集中力続かなそうなんでベーシックの自分のパート練習ではゲームをやらせてます。
ゲームと言ってもJACなんで当然結構な距離を走りますが。
木曜は周回コースを逆向きに走らせ出会い頭にじゃんけんして負けたら次の人と交替という工夫もへったくれもないゲームだったんですが盛り上がりました。
クラブ風に言えば50m×10(S120)ぐらいの練習にはなっていたんじゃないかな。
考え抜いたゲームは意外と盛り上がらなかったりして小学生は予測不能です。
休み中もみんながJACにくるのが楽しみになるようなメニュー作りが自分の夏休みの宿題です。

夏休みの訪れと同時に中学生が目指し続けてきた夏のチャレンジが終わりました。
入賞6名、関東大会4名、そして全中が1名2種目。
共通男子3000mでは各組でクラブの子がトップ争いをして、自分が前に出るというみんなのこの大会までに積み重ねてきた自信が現れていました。

その3000mの1組目では7人もの選手が同時に全中標準を突破。
完璧な試合展開。
大会記録も出たこのレース。
独走ではあのタイムは出なかったでしょう。
ライバルだけれどもそれぞれが引っ張り合い『みんなで』決めるんだという想いが伝わってきました。

あと一人、あと一秒。
届かなかった選手もいます。
本気で頑張り続けてきたからこそ、掴みかけてきたからこそ想いは強い。
でもそんな悔しい思いを経験できる選手は一握り。
その涙がこれからにつながる大事な気持ちだと思います。

この先輩たちの挑戦を見続けてきた1,2年生には何か感じたものがあると思います。
他の部活と違って陸上は夏が終わってもまだ挑戦は続きます。
東京都のトップ選手と一緒に練習できるこの時間を大切にしていきましょう。

火曜の練習は暑さがまだ残っている時間帯のせいなのか子ども達がいつもより早くばてているように感じました。
今は何より熱中症が怖いので休憩を多めにとっているのですが、今までなら休憩後我先にと練習しようとする子どもたちがなかなか動いてくれずこちらも少しびっくりしてしまいました。

ベーシックの練習は見た目以上にハードだと思います。
体力もそうですが集中力もかなり使います。
クラブの方はずっと夜の練習だったのであまり感じませんでしたがこれからの季節あの時間帯の90分の練習は特に低学年にはきびしいのかもしれません。
練習時間の変更も含め二人で今後の事を検討中です。
どんな形になろうと子ども達の事を一番に考えた結果ですのでその際はご理解ください。

大規模な記録会になりましたね。
クラブ主催のイベントでこれだけの人数を集めることができるなんてやっぱりすごい事だと思います。

写判に加えて実況まであり、まさに大会さながらの雰囲気。
こんな環境で走れる機会なんてなかなかないと思います。
先生方や保護者の皆様の協力のおかげで運営もスムーズに進み、好記録が連発しました。

普段は参加者が少なくなる日曜日の練習ですが小学生もベーシックの子も含めてたくさんの参加がありました。
小学生中心のイベントも計画中ですがシンプルに記録会という形でも十分に盛り上がれそうです。

秋の区民大会でリレーに出ようという動きがあり、練習後子どもたちそっちのけで大人だけで短距離練をし始めています。
色んな人に声をかけた結果、速い人たちが集まりそうで自分はメンバーに入れなくなるかもしれません。
まさかこの年でリレ選になれない悔しさを味わうことになるかもしれないとは…。
小中では結局リレーの選手にはなれず、高校の体育祭では志願制だったため2年3年と走れましたが、さすがに高校生にもなるとリレー走ったくらいでちやほやはされませんでした。

今日の練習の最後にバトン練もしないままとりあえず通しをやってみました。
アンカーの自分は他のメンバーの走る姿を見ながらふと最近読んだ小説を頭に思い浮かべていました。


ひたすら陸上関連の本を読みあさってる自分はついに小説にまで手を出すようになりました。
陸上の小説といえばまずはやっぱりこの作品でしょう。

2007年本屋大賞『一瞬の風になれ』全3巻/佐藤多佳子
ここから学生時代以来の読書感想文です。

神奈川県の高校の陸部を舞台にした物語。
この本を読んでから無性に恋がしたくなりました。
もとい、短距離もやりたくなりました。

やっぱり陸上競技を表現するにはマンガでもドラマでもなくやっぱり小説ですよね。
才能、インターハイ路線、0.01秒。
一つ一つの単語が胸にしみます。
短距離なんて走る距離が少なくて楽そうだなんて思ってましたがとんでもない。
一瞬で勝負が決まる世界は単純で奥が深い。
理由なんていらない。走るという行為自体が尊く、走る姿は美しい。
そして足の速い奴はただそれだけでやっぱりかっこいいんだよ。

この本のおかげでバトンパスのイメージだけはしっかりできあがってます。
ただ今日の練習では散々でした。
そんなに簡単にうまくいくわけないですよね。
4継でアンカーを任された新二と同じ景色を見ながら走って思った事はただ一つ。
主人公新二のセリフとまったく同じ。
シンプルだけどこの一言にこの小説の全てが詰まってる気がします。


「走りてぇな」