ネットが繋がらなかった問題、紆余曲折ありまして家の固定電話がなくなりました。
まぁ確かに使う事は少なくなってきてたけど、長い間そこにあったものがなくなる事に一抹の寂しさを覚えます。
かといって"いえでん"の思い出を振り返ったところで好きな子に電話したら親が出てきまずいみたいな思い出があるわけでもなく、なんなら電話で話すのは苦手だったりします。
電話が通じなくなるという一大事に思えた出来事の幕切れは、不便になるわけでもなくかといって特段便利になったわけでもなく、結果的にはこれまでとなんら変わりのない生活がまた続いていきます。

色んな物を手に入れて背負いながら頂上を目指す人生の帰り道は少しづつ物を減らしていく必要があるのかな。