"ありもしないストーリーを 描いてみせるよ"
https://youtu.be/O_DLtVuiqhIワタリドリ/Alexandros
クロカンに先駆けて行われた友好タイムトライアル。

スタート直後15番くらいに位置付けていたマミ。
日清食品の諏訪コーチに並走してもらっていい思い出になるな~なんて思っていたら…。
行ったり来たりのこのコース。
次にこっちに向かって来たときには10番くらい…次に来たときは5番手くらいまでぐいぐい順位を上げてくる。
コースをショートカットしたんじゃないかと疑うほどの劇的レース展開。
そしてさらに順位をあげてなんとなんと2位でゴール。

リンタロウも7位とチームの勢いをさらに加速させる。
"勝負"ができてる。
やれるんじゃないか。
急に大きく膨らんだ期待とそれでも残る不安が心に渦巻く中…
"Now it's time that we should go"
クロカンリレーの号砲が鳴る。

1区は鈴木亜由子、高橋ひな、高松智美ムセンビと今をときめくトップ選手も走った区間。
カノン大きな夢へのスタートライン。
ハイレベルな争いをしながら入賞圏内で帰ってくる。

2区タイセイは去年もこの舞台を走った経験が活きる堂々とした走り。
エースとしての責任を充分果たす区間一桁順位で襷をつなげる。


3区コトネ4区カズキ夢に向かって必死に前を追う。
"追いかけて 届くよう 僕等 一心に 羽ばたいて"
走れなかった選手の想いも力に変えて。

5区ユキ区間2位の激走!!
一時3位と5秒まで詰めたときはもう言葉にならなかった。

重圧のかかる6区。
後ろが気になる中それでもヨウタは必死に前を追いました。
そして夢が実現するその瞬間。
全国大会5位入賞!http://www.jaaf.or.jp/taikai/1290/result.pdf

やったぜ!!

表彰式に臨むメンバーを見ながら色んな事が頭によぎった。
個人個人はまだまだ未完成だけれど"小学生駅伝チーム"としてはこれが一つの完成形なんじゃないか…そう思えた。
10回の全国挑戦と…夢に届かなかったすべての想いがこのチームには生きている。
2014年のチーム内競争、そして全国の厳しさが。
2013年のユウサク、シオリ、ナギサの夢へのひたむきさが。
2012年のシュンヤの力強さ、カズキの走る事への愚直さ、カオリとユウナ仲間への想いの強さが。
そして…1秒に涙した2011年の悔しさが。
先輩からの襷をしっかり受け止めた今年のメンバーたち。
これが駅伝…駅伝なんだね。
チームを築き上げてくれたみんなで掴みとった全国入賞なんだよ。
でも君たちのゴールはここじゃない。
"ワタリドリの様に いつか舞い戻るよ"
いつの日にかさらに大きな舞台へ…。