昨年末のニュースだが、Uberがゴールドマン・サックスの富裕層顧客を対象として私募形式で転換社債を割り当てた。
http://jp.wsj.com/articles/SB11920364258490754648804580312241873370612

ここ数年スタートアップへのベンチャー投資が活発になっていて、通常のVC以外にもフィデリティとかアセマネやっていたようなところまで出資するようになってきている。ついに富裕層まで対象が広がってきたかという感がある。

現在はアカデミックな研究とか、企業内やスタートアップの新規事業に必要なお金は国家や企業や機関投資家が負担しているが、はるか昔は王侯貴族のようなパトロンが資金提供していたという話もある。

企業や期間投資家は株主や出資者の価値向上を目指さないといけないし、国家は説明できないものに税金を使うのは難しい。良くわからないけど凄そうな研究や、リスクの大きすぎる事業に対する資金提供を、こういった組織が実施するのはかなりハードルが高そう。ステークホルダー多すぎて了承を取ってくるのが非常に面倒臭そうだ。

だとすると、かつての王侯貴族にあたるような現在の富裕層が、自分が気に入った案件に対して大きな資金を提供するというモデルは検討してみると面白いのかなあと思う。ウェルスマネジメント×ベンチャー投資という感じで、個人富裕層の資産運用の手段の一つとしてスタートアップへの投資が進められるような形を考えられないかなあ。