思し召された暗がりの小部屋
少ない時間に頭をひねり
愛の体現の可能性を探る
なにかそこに 計画のようなものが
あるような気もするが 計画があると
気持ちは離れる 人間ってそういうもの
衝動的でいるために
自分を守らずにいるために
ただ感じたままを喋り ただ気づいたままを動き
それをひたすら許す小部屋
歳が重なると信じられない
指を見て鏡を見て 自分の体の大きさを気にしながら
寸分狂いのないところまで来てようやく信じようとする
小部屋に漂う疑念と諦観 ちいさくまとまっていく自分を囲うシステム
間違えないで欲しい というメッセージが無表情に届き
慣れてしまうと 私の世界に対する気持ちは薄らぎ
間違えても良い それがあなただと言われることで
私の感情は溶けて滲み出す
