時々、本当に時々、今から15,6年ほど前、レーベルを抜けた頃のバンド活動を思い出します。
当時の僕は二十代の答え合わせに執心していたのだと思います。
誰にでも、少なくとも僕には、現在の自分をあるタイミングから何年経った、と考える癖があると思います。
情熱を燃やし続けるからこそ、今よりも燃えていた過去は、相対的に眩しく感じる。今には今の表現があるけど、だからこそ過去の特異点は何物にも代えがたい。
今の自分の一部も、二十代と何ら変わらない気持ちで、でも、外見は変わりながら過ごしているのだと思います。
もっとうまく表現できるようになりたい。
きーぼーど まっけん