真夜中の花筏 ひとりの帰り道、 真っ暗な川面に漂うはなびらは 宇宙から見た地球みたいでした。 家に着いてから、 窓を開けて、夜風と一緒に、 この風景を見て思い出した曲をヘッドフォンで聴きました。 きらきらの音の粒が、さみしげな心の中ではじける曲です。 深呼吸に潜むいたずらな花粉も 夜はしずかに眠るのかな。 べえす かえ