家に遊びに来る友人たちがことあるごとに
「なぜ、この家にはテレビが無いのだ。会話が続かないではないか。」
と、半年前から、皆一様にしつこく言うので、
よし、テレビを買うか。と決意し、
先日、難波のとある大型家電量販店に買いに行きました。
普段、独りで生活をしていると、
テレビを見なくても不自由していなかったし、
平日は、家にいる時間もたかが知れていたので、
必要性をまったく感じていませんでした。
だから、必要最低限でよかったし、
使っているPCのモニターが19インチなので、
それより少し大きいぐらいの、コンパクトでリーズナブルなモノでいいかと考えていたのですが、
売り場に行ってみてびっくり。
恐ろしいまでに巨大で鮮明な液晶画面やプラズマ画面に映し出された、
アマゾンの大自然、
タクラマカン大砂漠、
シベリヤの大ツンドラ地帯、
などの映像を眺めていると吸い込まれそうになり、
人間の存在の矮小さが恥ずかしくなると同時に
大自然への畏敬の念が涙といっしょに溢れ出し「イエス・ウィー・キャン」。
環境マニアの小浜大統領に一票を投じると共に、
デジタル映像技術の凄さに驚きました。
こりゃー、巨大画面のテレビやね。できれば32型が欲しいよね・・・。
と、ふと思ったのですが、
ブラウン管で育った僕の、拙いテレビに関する知識からすると、
あんな巨大なテレビはン十万とするので、
ほとんどテレビを見る予定の無い僕が買ってもモッタイナイよね。
と思いなおし、
20型~22型の5~6万円台のテレビコーナー中心でうろうろし始め、
2011年にはアナログ放送が終わるから、地上デジタル放送対応のテレビを買わないといけないのね、
同じメーカーの外部機器とならリンクして使えるのね、などと1から学習していて、
ちょっといい感じのデザインと機能のモノが見つかったので、
あ、これイイネ。これ買っちゃおうかしら。と決めようとしていたそのとき。
巨漢の男性店員「甲」が現れ、
「お客様、こちらのサイズでこの性能のテレビでしたら、32型にされた方が実質的なお値段も1~2万円しか変わりませんし、正直、後々のことを考えますと、32型のほうがリーズナブルですよ」
と、大量の汗をかきながら僕に熱心に吹き込むので、
ふらふらと32型コーナーについて行ってしまいました。
そこで、32型の値段をみてまたまたびっくり。
ウソん、10万切るの??今ってそんなに安いの?
あれ~、ポイントがそんなに付くの???実質的に7万円台??
店員「甲」は、
「さようでございます、お客様」
「さようでございます、お客様」
と、32型色に染まっていく僕の横で激しく首を縦に振り、
まんまと「甲」の術中にハマること30分、
完全にロックオンされてしまい、お買い上げしてしまいました。
PCモニタの倍以上の大きさの液晶テレビが部屋中央に鎮座ましまし、
僕の身分には不相応な、その巨大な液晶画面に映し出される映像に恐れおののいております。
現在は、この32型がイチバン売れている一般的なものだということで、
世間的にはたいして大きくないのかもしれませんが、
正方形型のブラウン管で育った僕からすると、
この横に長い32型は、衝撃でした。
映画を見るのが楽しみです。
不況の波間で漂う、家電業界の激戦の恩恵に授かったともいえますが、
テレビを見ていて思うことは、
やっぱり、テレビ番組ってつまんないです。笑

